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浦和ミュージックホール
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奇跡のロリータ娘・まり子-1

 「奇跡のロリータ娘・まり子」
 このキャッチフレーズには唾を眉につけたくなる。
 18歳未満の娘を出演させるわけには行かない、ちょっと子供っぽい顔立ちの小柄な娘を「ロリータ」に仕立てるのだが、たいていの場合無理がある、却って興ざめになる場合が多い、開き直ってお笑い仕立てにしている劇場もあるくらいだ。
 
 しかし、躍り出てきた娘はその類とは一線を画している、なるほど本当に12〜3歳に見えるのだ、無理に子供っぽい服装でないのもいい、ノースリーブのごく質素な白い木綿のワンピース、丈も膝上10センチ程度の大人しい衣装。
 髪をおかっぱにしているのは幼く見せる演出でもあろうが、良く似合っている、というのは、いかにも今時っぽくない顔立ちなのだ。
 切れ長の目、小さい鼻、おちょぼ口・・・ちょっとこけしを思わせる顔立ちだ、頬がふっくらしているのもその印象を更に助長している。
 美人とは言い難いのだが独特の雰囲気がある顔立ちだ、いや、現代の基準に合わないだけで江戸時代とかなら美人だったのかもしれない。
 ゆったりしたシルエットのワンピースなので体型は定かではないが、肩はいかにも華奢、胸や尻もかなり、と言うより思い切り控え目だ。
 スタイルも8頭身には程遠く5頭身に満たないかもしれない、しかし、不思議と顔が大きいという印象は受けない、この雰囲気ならこれくらいの比率が一番ぴったり来るだろうな、と言うのが俺の感想だ。
 BGMは70〜80年代のアイドル歌謡曲、激しい踊りではなく少し動いてはポーズを取る、と言うような踊りを見せる、ポーズは決まるのだが、踊りそのものは得意ではないようだ。
 
 俺の初恋は小学校六年生の時、クラスでも可愛いと評判だった娘が林間学校の朝の散歩で丁度こんなワンピースを着ていた、ワンピースから伸びた肩や脚に妙にドキリとして、彼女がその肩紐を外してワンピースをすとんと落す場面を何度も夢で見た、もっともその裸身はぼやけていたのだが。
 後で友達にその事を話すとその時その娘にときめいたのは俺だけではなかったようで「俺も」「俺も」となったのには笑った、何しろクラスのナンバーワンだったので有象無象には告白する勇気もなかったらしい・・・俺も含めてだが。
 
 まり子が出べそに進み出て寝転ぶ、さしたるポーズを取るわけではない、頬杖をついたり膝を曲げたり・・・ちらりちらりと胸元と内腿が覗くだけ、しかし俺にとってはすっかり小学生時代の思い出にかぶっているのでそれだけで惹き付けられる。

 BGMがムード音楽に変り、まり子が立ち上がってワンピースの肩紐に手をかける。
 初恋の娘が夢の中でした仕草と同じだ・・・俺の期待はつい高まる。
 ワンピースがストンと落ちる・・・ブラジャーはしておらず、小ぶりな胸がいきなり現れる・・・ささやかに膨らんだ、まだ乳房とは呼べないような胸・・・小六の時のあの娘もこのくらいだったのでは、と思わせるような胸だ、だが乳首は子供のそれとは明らかに違い、確かに大人のそれにはなっている、お尻もさほど大きくないがウエストのくびれは割とはっきりとしている・・・子供の体を固い蕾とするならば開花寸前の蕾のような体だ。
 
 成熟した体の踊り子なら胸を震わせたり腰をくねらせたりしてひとしきり観客を煽るところだが、震えるほどの胸はなく、また、腰をくねらせる仕草もこのロリータボディにはそぐわない、まり子は後方のステージに戻り後ろ向きになって木綿のパンティをするすると下ろす。
 予想はしていたが、振り向いたまり子の股間にはヘアがない、脱毛なのか天然なのかはわからないがきれいなパイパン、剃った跡は見受けられない、無論ラヴィアのはみだしなどあろう筈もなくきれいな深い一本筋・・・とりたててロリータ趣味はない俺だが見てはいけないものを見てしまったような気分になる、まり子が18以上である事はわかりきっているのだが・・・。


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