隣室の清楚で淫乱な人妻-2
( 二日目の肉体の壮絶な闘い )
翌日の日曜日は、快晴の穏やかな日になった。
久しぶりに、洗濯もの干すためにベランダに出た。
隣室には、また、男性らしき来訪者がいるようだった。
昨日のような、若者の音楽は聞こえてこなかった。
昨日とは違う男性が、10時ごろに女性の部屋を訪れていた。
女性よりも高身長で、肩幅も広く、厚い胸板はプロレスラーのような体格であった。
男性の前では、女性は少女のように小さく、弱々しく見えた。
男は、女性から勧められた誘淫な飲み物を飲み干すと、慣れたように、シャワールームに向かった。
女性も、待ちわびていたのか、男性の背中を押すようにシャワールームに続いて入っていった。
シャワーのほとばしる水音に混ざって、男女の声が響いていた。
女の声は、突然、喘ぎ声となり、叫び声に変わっていった。
押さえきれない欲望を満たす行為が、シャワーを浴びながら続けられた。
シャワールームから、全裸の男と、淫靡なレースのランジェリーに包まれた女性が出てきた。
快感の絶頂を味わった男女は、疲労感も見せず、笑みを交わしながら、飲み物を飲んでいた。
二人は、無駄な会話を交わすことが無く、これから行われることを想像しているようであった。
男は、太い両腕で、女性を軽々と抱き上げ、物のようにベッドルームに運んだ。
ランジェリーを引きはがされた女体は、ベッドに投げ出された。
妖艶なアロマの香りを放つ女の柔肌は、男の愛撫を待ち受けるように薄いピンク色に染まっていた。
男は、女の肉体のすべての部分の肌に唇を這わせた。
敏感な場所には、吸い付くように唇が密着され、そのたびに女性は悲鳴に似た歓声を上げた。
男の愛撫に反応した女性は、体をひきつらせ、けいれんさせて、快感を享受していた。
日常の全ての記憶を消し去りたい欲望が、女をさらに淫乱にさせていった。
女の肌は、赤みを帯び、湯気を上げるほどに熱を持ち、さらに激しい快楽を渇望した。
男の肉体は、女の欲望を満たすには充分であった。
女性の腕先ほどもある男根が、大きく広げられた両脚の間に突き刺された。
女性はのけぞり、声にならない息がのどからもれた。
男根によって押し上げられた内臓の動きによって、体内の空気が押し出された。
部屋の壁から伝わってくる音や振動は、工事のように正確な周期で、その激しさが伝わってきた。
いつ止むかも想像できないくらいの時間、撃ち落とすような音や振動が続いている。
ベッドは、倒壊しそうな、きしみ音を出していた。
震動が止んでいるのは、女の体が折り曲げられたり、ひっくり返されたりする時間だけであった。
女性は、もう意識のないまま、男根の責めを受け続けていた。
激しい騒音と振動が全く止むこともなく、5時間ほどが過ぎて、やっと静かになった。
由香は、体を小さくして、細かく震えながら隣室の様子を伺っていた。
男が、去っていったのだ。
その日は、夜になっても、女性の部屋に電気がつくことはなかった。
由香は、女性の様子が気になったが、次の日の朝に、いつもと同じように廊下を掃除している女性を見受けて、ほっとした。
質素な服装で、上品な女性の姿がそこにあった。
今まで見たこともない、つやのある肌と若々しい表情が、女性をさらに素敵にしていた。
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