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夢を見るころ
【女性向け 官能小説】

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会って3回目で何をそんなに自信満々に言うのか。
「私・・・篠塚さんのこと知らないし」
「じゃぁ、次に来たときは向こうでみんなと飲むか?」
「え・・・?」
「誰かが親切に会社での俺を教えてくれるだろ」
なんて笑う。

うん。会社での篠塚さんのことも知りたいけど。
それより、みんなの中のこのオトコを見てみたかった。

「そうしたい」
そう答えた私に
「いいよ。次に来られそうなときに連絡して」

篠塚さんからは連絡しないで。
そういったのは私なのに。
なぜだか、連絡がないことをさみしく思った。

「メールは・・・してもいいわよ」

私のその言葉に、こっちが恥ずかしくなるぐらい崩した笑顔で。

「うん」
と答える。
この人、いくつだっけ?

「夢、今日の服似合ってる」

私はその言葉に、自分の服を眺める。
あ・・・新作を着てきてよかった。

「うちの新作なの」
「うん。かわいい」

可愛い。
聞きなれない言葉に
私自身の頬も染まった。






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