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ヌードモデルは堕落のはじまり
【調教 官能小説】

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悪夢の動画配信-1

 裸にコートだけを着た状態で、男ふたりに挟まれてタクシーに乗せられ、ラブホテルに着いた。男たちは窓口で交渉し、三人での入室を許可してもらった。

「へえ、桃井早紀ちゃんっていうんだ。水仙女子大の四年生か。あそこの女子大、遊んでる子が多いよね。早紀ちゃんも見た目はかわいらしい普通の子だけど、居酒屋で乱交するようなエロ娘だし」
「エロ娘だなんて、そんなこと……」
「ひとりで八人を相手しておいて、よく言うよ」
 エレベーターから降りて、部屋に連れ込まれる。ラブホテルに入るのははじめてだった。
「精液臭いからシャワー浴びてきなよ」
 と言われ、早紀は浴室に向かった。
 シャワーを浴び、ボディソープでからだを念入りに洗う。とくに何度も射精された膣にはシャワーを向けてしつこくお湯を流した。

 ――あたし、これからなにされちゃうんだろう。でも、さっきまでの八人との乱交に比べれば、ふたりを相手にするのはたいしたことないはず。怖がらなくても大丈夫。

 備品のバスローブを着て洗面室から出ると、男たちはなにやら作業していた。ベッドのまわりに三脚に固定されたビデオカメラや照明器具がセットされている。カメラはノートパソコンに繋がれていた。ベッドの四方から拘束具が伸びている。
「え、これ、なに?」
「おれらのこと、ただのサラリーマンだと思った? まあ、サラリーマンなんだけど、副業でこんなサイトやってるんだよね」
 男のひとりはノートパソコンにあるサイトを表示した。ピンクと肌色が中心のどぎついサイトを見て、早紀は息をのむ。
「これって……アダルトサイト?」
「そう。女の子とエッチするところをリアルタイムで動画配信してるんだ。今日も撮影の予定だったんだけど、女の子にすっぽかされちゃってさ。きみと出会えてちょうどよかったよ」
「きみの動画配信で稼がせてもらう金に比べたら、さっきの居酒屋の会計ぐらい安いもんだ」
「ちょっと待ってください! あたし、動画配信なんか許可しません!」
 後ずさった早紀を、男のひとりが抱きしめてベッドに押し倒した。その拍子にバスローブの紐がほどけ、大ぶりの乳房や薄い陰毛があらわになる。

「いやぁ!」
「あ、身バレが怖い? だったらアイマスクで顔を隠せばいいよ」
 男は手早く早紀の顔にアイマスクをつける。視界が闇に閉ざされた。
「こ、こんなアイマスクだけで、ごまかせますか……?」
「うん。ばれないばれない」
「撮影はじまってるよ。配信もしてる」
「えっ、もう? あたし、やるなんて言ってないのに!」
「もう九十人も見てるよ。あ、百人を超えた。コメントもついてる。『すげー美乳!』『あそこもしっかり映してください』『早くセックスしろ』だってさ。ご要望どおり脚開いてみようか」
 脚をぐいっと大きく開かれた。


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