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ビッチ狩り
【レイプ 官能小説】

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本命撃墜-3

 「な、何だお前!?ん?お前確か…」
顔に見覚えはあるが名前は出て来なかった。
 「名前も覚えて貰えないただのゴミだよ。なぁくれよ、それ。借金に首が回らないんだよ。」
無表情で山崎を見つめる。
 「ざけんなよ!何でここにいるんだよ!?」
立ち上がる山崎。不機嫌そうな顔をして竜彦を睨みつける。
 「金は大事だからな。いくらあっても困らないし。」
竜彦はゆっくりと歩きながら北島から順に山崎から渡された報酬を受け取って行く。
 「な、何してんだよ!?お、おいお前ら!何でそんな奴に金を取られて抵抗しねーんだよ!?」
不可解に感じる山崎。全員目を逸らせる。
 「その百万貰えばちょうど二千万なんだよな。なぁ、くれよ?」
 「何でテメーになんか金をやらなきゃなんねーんだよ!おい、そいつを捕まえろよ!!」
怒りを露わにする山崎。しかし全員が目を逸らしたまま無言を貫く。
 「ちっ、この野郎!返せ!」
山崎は竜彦に襲いかかる。応戦する竜彦。2人が揉み合うと帯が切れ金が床にばらまかれた。
 「何なんだよ、テメー!!」
 「だから金くれよ。」
 「ざけんなよ!!」
互角に見えるが竜彦は余裕を持って山崎をいなしていた。
 「借金地獄で頭がおかしくなったか!?」
 「ククク!」
 「何がおかしい!?」
 「逆だよ、バーカ!」
 「何がだよ!?」
組み合って分かった。山崎は自分がいなされているのだと。竜彦に強さを感じる。そんな竜彦が不気味に思えて来た。
 「借金地獄で金が欲しいのはそいつらさ。俺と朋美にはもう借金はない。」
 「はっ!?どういう事だ!?」
 「これから身を持って教えてやるぜ。」
そう言った瞬間、竜彦の目つきが変わった。そして瞬時に山崎の首を掴み片手で持ち上げる。
 「なっ…!ぐっ…!!」
山崎の体は宙に浮いた。信じられないくらいの怪力に山崎は混乱する。
 「お前に騙されて地獄を味わってる奴らの、その地獄の先を今からお前に見せてやる。」
竜彦はそのまま壁に山崎を投げ飛ばした。
 「ぐあっ…!」
激しく激突し床に倒れ込む山崎。予想だにしていなかった逆襲に一体何が起きているのか分からなかった。
 「おい、お前ら…、金を拾え。」
竜彦がそう言うと北島と加藤と玲香と美貴はしゃがんで金を拾い始めた。
 「な、何してるんだよお前ら…。どうしてこんな奴の言いなりになるんだ…?」
呆然と見つめる山崎。竜彦はスマホを取り出し電話をした。
 「よし、いいぞ?始めろ。」
そう言って電話を切りパソコンの画面をつける。山崎は画面を見て目を丸くして驚いた。
 「は、清海…!?」
そう、画面に映ったのは彼女である清海であったのだ。


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