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千代子、愛しき妹
【兄妹相姦 官能小説】

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千代子、愛しき妹-10

11.
 結婚式が無事に済んで、良和は美希の腕を取って会場を出た。
 タクシーを止めると、千代子と親しんだ池袋のホテルに向かった。

 ベッドに二人並んで座った。
「美希さん、これ受け取ってくれませんか?」
 良和の差し出す小箱を見て、美希の心臓が弾んだ。

「開けてみて」
 開いた箱の中で、リングのダイヤが輝いている。
「結婚してください」
 小箱をベッドに置くと、美希が良和に抱きついた。
「ええ、もちろんよ、嬉しい」

 浴室に入った美希を見送って、良和はベッドルームのマジック・ミラーのカーテンを開けた。
 かつて、千代子のいた場所に、美希が白い肌を曝して立っていた。

 髪が肩に掛かり、左右の乳房はふっくらと胸を覆い、その胸元から腹部の括れを通って、流れるような曲線が腰に伸びている。その姿は、さながら裸身の観音像を見るようで、優雅で優しく、慈愛に満ちている。

 湯を汲もうと前かがみになると、さすがに成熟した女性の豊かな丸いお尻が妖艶に膨らんで、後から見ている良和の面前に、恥毛に淵取られたワギナが、惜しげもなく晒される。

 良和の男根はキンキンに反りを打ち,獲物を狙うコブラのように、鎌首を振り立てている。

 (今夜は、千代子の新婚初夜だ。僕も、千代子と同じ夜に、美希との初夜を迎える。美希は、可愛い千代子からの贈り物だ。千代子と思って、大事にするよ。僕は幸せになる。千代子、お前も幸せになってくれ)
(ごきげんよう)


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