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もうひとりの妻
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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狙われた主任 1-2

書庫室の片付けで一日中動き回ったせいか、流石の希美もいつもより酔いの回りが早かった。
生ビール、フルーツ系酎ハイ、赤ワイン…。
希美が結構飲む時のパターン。
もちろん、飲ませ上手な田中が仕掛けているせいでもある。

今朝裕也に代わり主任が自分と片付けすると決まってから、田中は今夜主任を誘う口実や飲ませる方法をずっと思案していたので、知らず知らずのうちに飲みの主導権は希美から用意周到な田中に移っていた。

さらには、(今日から日曜日まで旦那が出張で居ないから夕食に困る)と主任がボヤいていたことも田中には追い風だ。

田中は目の前で向き合っておしゃべりしている主任をマジマジと視ながら、(この口でぢゅぷぢゅぷとフェラするんだろな)、(この手でしごくんだな)などと卑猥な妄想を膨らませていた。

2人は学生時代のことや飼いたいペット、好きな芸能人などの話題で盛り上がり、そうしながら田中は徐々に核心へと迫っていった。

「主任は旦那さんと毎晩エッチしてるんすかぁ?」

「バ〜カ、毎晩するわけないでしょ!週たったの3回よ(笑)」

「さ、3回もですか!すげぇ〜。」

「だって普通じゃない!夫婦だし、エッチは好きだし。田中君はどうなのよ?」

「俺はまだ経験無いですよ(苦笑)」

「またまた、見え透いたウソを!モテそうだけどぉ〜」

「ホントっすよ。聞いて怒んないで下さいね。主任が俺の奥さんだったら毎晩すっ飛んで帰宅しますよ。旦那さんが羨ましいなぁ‥」

「あらぁ!お上手ネ♪こんな気の強い年上女でも?(笑)」

「だから最高っなんすよ!」

「田中君って変なのぉ‥。周りの男たちはさぁ、飲み会とかで下ネタとかは言うけど、私が気が強いからちょっかいまでは出し切らない腰抜けばかりなのよ、私だってたまには口説かれたいけどね(笑)でも、まぁ、結婚してますからねぇ〜」

「じゃあ、俺が口説きますよ。今夜俺に大人のレッスンして下さいよ!」

「本当、楽しいわね、この子♪♪」

希美の赤ワインのグラスがまた空いた。


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