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〈熟肉の汁〉
【鬼畜 官能小説】

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〈脈動〉-2

『奥さん、俺達にも楽しませてくれよ』


悪びれた様子もなく、その若い男の群れは笑いながら近付いてきた。
カメラを持つ者も混じり、またも撮影を伴うレイプが始まろうとしている……もはや昨日の変態オヤジのような性癖を持たない事を祈るしか無かった……。


『……ふぅん……やっぱDVDで観るよりスケベな顔してるな……』

「ッ!!!」


この男達は“どの映像”を観たのだろう?

一番最初の集団レイプなのだろうか?
それともこの部屋でのレイプなのか?
まさか、昨日の変態行為の映像なのだろうか?


『あのワンピース、最高にエロかったのに勿体無えよなあ?』

『なあに、もっとエロいの持ってんだろうよ』

「ち、ちょっと人の部屋に…ッ」


男達は押し入れやクローゼットを漁り出し、恭子の服を無造作に引き摺り出し始めた。
部屋が荒らされるのを止めさせようと、男の肩を掴み、腕にしがみついても其れは止まらない。


『これは奥さんのイメージじゃねえな。コッチはどうだ?』

「やめて…ッ…私の…私の服……ああぁッ」

『ババア臭えパンティーだな?もっとイイの無えのかよぉ?』


あっという間に部屋はゴミ屋敷のようになり、仕舞われていた恭子の服は床に散乱した。
怒鳴り散らす事も出来ず、されるがままに荒らされてしまう悔しさに、恭子は早くも泣き崩れてしまった。


『何だこの箱?……お〜、こんな“イイ物”隠してやがったぜ?』

『服もイイの見つけたぜ?ちょっとシンプルだけどな』

『おい、奥さん。早く此れに着替えろよぉ……』

『生着替えが恥ずかしいって“玉”じゃねえだろ?なんなら俺ら後ろ向いてっかあ?』


へたり込んで泣きじゃくる恭子の頭に、男達が選んだ服が投げつけられた。

それは丈の短い黒のタイトスカートと、長袖の真っ白なブラウス。
そして鮮やかな青に白いフリルが付いた、お揃いの下着であった。


『早くしろよ。泣いて可愛いのは“JK”までだぜ?』

『パジャマを脱ぐのがメンドいってんなら、俺らで引っぺがしてやるかあ?』

「うぅ……き…着替えるから……乱暴しないで……」

『煩えなあ。奥さんが素直になりゃ俺達も大人しくするんだよぉ』


髪を掴まれ、肩を足で小突かれながら、恭子は命じられるがままに着替えていった。


既にカメラは回っている。


恭子は散らかされてしまった自分の服を踏みつけながらパジャマを脱ぎ、下着を外し、男達が選んだ服を纏っていく……。



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