平穏 1-1
希美が8時に目を覚ました。
6時半に寝入ったばかりの寿輝は、眠い目をこすりながらちょっと起きて、昨夜の(ウソの)ストーリーを説明した。
「そっか‥してる最中に寝ちゃったんだね…」
「激しくした?ちょっと痛いんだけど‥」
「どこが?」
「腕と…アソコ、少し痛い…」
「べ、べつに普通にしたよ!」
寿輝はドキッとした。
デスクの後ろ手拘束で腕に負担がいったかも知れない。
アソコは…裕也のが長いし硬いからどうしようも無い。
「夜中にテレビか何かつけてた?」
「う、ううん、何も‥」
「人の声してたみたいで‥、あまりよく覚えてないけど‥」
一瞬の視覚や聴覚はあっても、魔法だと朝には忘れている。
寿輝は不用意な返事を避けた。
希美は会話しながら立ち上がると、寿輝に背中を向けるように椅子に浅く腰掛け、パンティーを膝まで下ろしてみた。
「なんかすっごい量‥拭いてもどんどん出てくる。もう替えの下着無いなぁ…」
「ごめん、結構溜まっててさ。」
「ま、好きな旦那さんのだから許してあげる☆今日は私と一緒だね♪」
「希美の中で一緒か…」
希美はまさか自分の部下とセックスし、自分の中にある精液が裕也のものだとは夢にも思っていない。
その日、午後まで友人の別荘と海辺でゆっくりした2人は、夕方近くに帰宅。
希美は潮風で髪がパサつくからと、帰宅後早々にお風呂の準備を済ますと、浴室に入っていった。
寿輝はそのチャンスを逃さず、洗濯機からパンティーを取り出し、急いで2階へと上がった。
ずっと気になっていた。
希美の温もりがまだ残ったパンティーだ。
そして、クロッチ部分の確認を急いだ。
(す‥ご‥い!)
ソコは大量の白濁液にまみれていた。
裕也のモノと希美のモノが混ざった感じでほんわりしている。
メスの匂いよりもオスの臭いのほうが強めだった。
寿輝はそれを数枚の画像に収め、早速裕也に送った。
《今朝までお疲れさん☆
裕也のがスゴくておパンツこんなだよ(笑)今夜のおかずに♪》
そんなことをしているうちに、なぜか無性にシタくなった寿輝は、お風呂上がりの希美が髪を乾かし終えるのも待ち切れず、強引に希美の腕を引っ張ってリビングに連れ出した。