愛欲-9
シャワーを浴び終えた幸代は部屋に戻り髪を乾かすとベッドに横たわる。まだ余韻が残っているのだろうか、若干気怠い。しかし何も気にする事なく思い切りしたオナニーが忘れられなかった。
「また車の中でしよっと…。」
勿論部屋でするオナニーも忘れられそうにない。まさか自分がオナニーに嵌まってしまうとは思わなかったが覚えてしまったものは仕方ない。
「オナニー姉弟か…。しょうがないわね…。」
苦笑いする幸代。しかし好きな人を想いオナニーする事がいけない事だとは思わなかった。
「気持ちいいんだもん、仕方ないよね。」
そう言って寝る前にオナニーしてしまう幸代であった。
幸代は瀬奈との出会いで人生が変わる。人の為に尽力する事は人間を成長させてくれるのだ。幸代は人間として、女として柔軟性を身につけていくのであった。