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もうひとりの妻
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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始動-4


「なんでそんなこと聞くの…!?」
「いや…、若い男の子だから少し心配だなぁ〜って…(苦笑)」
「ばっかじゃない(笑)寿紀だけに決まってんじゃん!気色悪くなるようなこと言わないでよ、、、(笑)」

裕也には言えないが、寿輝からしてみれば、そんな反応のほうが良かった。
興味が無い、仕事でなかったら受け付けたくもない若い男に対して、本人の知らないうちに肌を晒す妻を観たかったからだ。

とっくに缶酎ハイに移り、もう22時…。
希美がトイレに立った。

(いよいよいくか!)

寿輝は裕也に「魔法」開始の保存メールを送信してから、細かく砕いて少量のお湯でペースト状にしておいたモノを取り出した。
そして、希美のグラスに「魔法」を掛けた…。

果肉入りにする理由は、「魔法」が分からないよう念には念を入れるためだった。

希美がトイレから戻り、何も知らずにまた飲み始める。
それからもう1本の缶酎ハイ。

(もうそろそろだな…)

寿輝は数回の試験で心得ていた。
希美の生あくびの回数が増えていく。

「ふわぁぁ…眠−い…」
「結構飲んだし、少し横になるかい?」
「うんん…お風呂まだなんだよぉ…」
「少ししたら起こしてあげるから。ソファーなら熟睡しなくていいんじゃない!」
「お願いしよっかなぁ…1時間位で起こしてねぇぇ…」

希美はけだるそうに立ち上がり、ソファーに転がり込んでいった。

時間は23時を少しまわっていた…。


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