誕生日プレゼント-1
【誕生日プレゼント】
「ねえ待って、ヒソノくん、今度の土曜日って、ヒソノくんの誕生日でしょ」
クラスメートのカオルが、下校途中のガツオを呼び止めて聞いた。
「そうなんだよ。今も、今度の誕生日こそ絶対に歳を取りるぞって、考えてたところだよ」
「まあ、大変ね」
カオルは楽しそうにコロコロと笑った。
「まあね。ところでカオルちゃん、何か用なの?」
「そうそう、あたし、パパからクラリネットを習ってるんだけど、ヒソノんくんの誕生日に、あたしの生演奏をプレゼントしようと思ったのよ。誕生日の時に時間取れない」
「勿論取れるさー、うわー、カオルちゃんの生演奏だなんて、感激だなー」
ガツオは心を寄せるカオルの話を聞いて、舞い上がった。
「でも二人だけの秘密よ。ハナグマさんやハヤカイさんには内緒にしといてね」
「勿論だよ」
そして、土曜日。
「ごめんなさい。一生懸命練習したんだけど、上手く吹けなくって…」
カオルは、吹けないクラリネットを握りしめながら謝った。
「いいよいいよ、気にしない気にしない」
幾らガツオが宥めても、カオルは自分が許せなかった。しかし、カオルはハッとなり、ある事を思い付いた。
「お詫びの印に、パパから習ってるもう一つの笛で許してね」
カオルはそう言うと、いきなりガツオのズボンをずらして、出てきた肉棒を口に含んだ。
「カ、カオルちゃん、お父さんから習ってるってのは…」
ガツオ、突然の事に驚きながらも聞いた。
「ジュボ…そうよ尺八よ。お父さんも『カオルはこっちの上達だったら早いな』って喜んでくれるのよ。ヒソノくんも本当はこっちの方が良かったんでしょ♪ジュボボ…」
カオルは小学生らしく、ニッコリと微笑むと、改めてガツオの肉棒にムシャブリ付いた。
ジュボジュボと唾液の絡む音が、耳に心地好く響く。更に上目遣いのカオルの視線が絡み、ガツオの射精感は一気に高まった。
(ボクも母さんか姉さんにハーモニカを習って、カオルちゃんを悦ばして上げよう)
亀頭に快感を感じながら、ガツオは心に強く誓った。
おしまい。