或る二世帯一家の夜-2
「まあ、サセエったら、あんなに大きな声でお○んこだなんて、ご近所に丸聞こえですよ。お父さん、少し注意してきて下さいな」
「ばっかもん!ワシにそんな事言えるわけないだろ」
「それもそうですね。それにサセエも可哀想なところもあるし…」
サセエ夫婦は両親の家に同居をしていて、母親のサネは夫の並平の肉棒を扱きながら、隣の部屋で喘ぐ娘の不憫を嘆いていた。
「まさか、マスゾウさんがあんなに淡泊だったとは思いませんでしたよ」
並平の殆どスキンヘッドの頭を見上げて、名前とは正反対な極上の逸物を持った夫の精力の強さをマスゾウと比べた。
サネは、名前が「マスゾウ」だけに、もう少しダイナミックに回数をこなすと思っていた。名前から受けるイメージでは、有り余る精力を発散するために、隆々とそそり起つモノを握りながら、幾度もマスを掻いていることを連想していたのだ。
「淡白?どうして母さんが、そんな事を知ってるんだ?」
すかさず並平が突っ込んだ。
「えっ?ど、どうしてって…、ほら、アレですよ、アレ、ほ、ほほ、ほほほほほ」
「お、お前まさか…」
訝しむ並平が、サネに詰め寄った。
「まあ、そんなこといいじゃありませんか。それよりもこれはどうです。じゅぶぶ…」
サネは、先走り液が溢れる並平の肉棒を咥え込むと、奉仕を始めた。
「じゅぼっ、今日は口に出してもいいですよ」
「か、母さん…」
並平は感激していた。サネは口の中に放出される事を嫌がるからだ。
「じゅびぼ、今日はゴックンしてあげますからね」
「うおおおお!」
興奮した並平は、サネの頭を鷲掴みにすると、激しく腰を振りだした。
「おい、ワレメ起きろよ」
「なあに、ガツオ兄ちゃん…」
兄のガツオに起こされたワレメは、寝ぼけ眼を擦った。
「ほら、聞いてみろよ。姉さんたち始めたぞ。お前、始まったら起こして欲しいって言ってたじゃないか」
ガツオの声に、ワレメは一気に覚醒し、直ぐに聞き耳を立てた。しかし聞き耳を立てる程でもない、平屋建の2世帯住宅はサセエの発する隠語が反響を繰り返していた。
「やだあ、お姉ちゃんたら、あんなに大きな声でお○んこだなんて…」
小学3年生のワレメは、顔を真っ赤にして恥ずかしげに顔を伏せた。
「何言ってるんだよ。声が小さいだけで、ワレメも同じ言葉を言ってたじゃないか」
ワレメより2学年上のガツオは、寝る前に自分の下で喘ぎながら、サセエと同じように淫語を連発していた妹をからかった。
「もうやだあ、お兄ちゃんたらあ」
ワレメはそう言いながら、更に顔を真っ赤にさせた。しかしその目は寝る前の興奮を思い出して妖しく輝いていた。
「へへへ。ほら、姉さんの声を聞いたら、やりたくなってきたんじゃないか?」
姉の言葉に興奮したガツオは、もう一度妹を誘った。
「やあね、お兄ちゃんたら。一回だけよ」
そう言いながらも妹が何度も求めてくるのを、兄は知っていた。
ワレメは急いでパジャマを脱ぎ棄てた。その仕草は姉と瓜二つで、投げ出された下着が、ペチョッと水音が立つのもそっくりだった。
全裸になったワレメには、勿論股間には陰毛は無く、幼い縦スジが淫らに割れていた。その割れ目から、寝る前にガツオが放った精子混じりの愛液が垂れ、太ももを汚していた。ペッたんこの胸の先に在る乳首が、興奮で硬くなっているのは見ただけでわかった。
ワレメの肢体を眺めて、ガツオの興奮は一気に増した。もう前戯は要らなかった。ガツオはワレメを押し倒すと、イキリ勃った肉棒を、愛液と精子まみれの淫口に突っ込んだ。
「いやあああん、やあああああん、お○んこ、お○んこ」
姉に及ばないも、妹はその淫語の連発を始めた。