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夜羽球の会
【調教 官能小説】

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悪魔祓い-1

 夜羽球の会などの偽装サークルを末端組織として従える<夜の会>は、様々な手段で信者を増やすカルト宗教団体であった。元は、何やら立派な教えを説いていた真面目な集団だったようだが、今ではそのときの敬虔な信者はおらず、残された信者によって権力と肉欲を貪る腐敗が進められていた。
 ときには美人局のようなやくざまがいのこともするし、脱法の危ないクスリにも手を出すことがある。彼らにとって、佑香里は単なる飼い犬の一匹にすぎない。しかし、会に対して裏切りのような行為を行ったとなれば、それは飼い犬ではなく敵になるわけで、報復代わりに好き放題ができる良い口実であった。
「ふぅ……いやぁ、おいしい夕飯だったなぁ」
「そうですなぁ。飯も女もうまい。これが数日続くとは良い合宿ですな、本当に」
 三十人近くの男たちは大きくなった腹をポンポンと叩きながら歩く。
 <夜の会>に対して裏切り行為を行った者は、会の幹部たちによって開かれる浄化合宿というものに連行される。そこで、表向きは救済という名目で、様々な手段を尽くして再び会から抜けられないように洗脳し直すことになっている。そして、相手が女の場合は、今回のように凌辱の限りを尽くしたうえで薬漬けにしてしまうこともしばしばであった。
「さぁて、それじゃあ食後の運動といきましょうか」
 男たちが佑香里を監禁している地下の部屋の扉に手をかける。防音性の高い壁のおかげで外からは何も聞こえないが、扉を開けた途端に佑香里の叫び声が耳をつんざいた。

「わたしはいんまにとりつかれたへんたいおんなです! せいじゃさまにじょうかしてもらわないと、いきていけません! みもこころもせいじゃさまにささげます!」
「ちゃんとやっているようだな」
 男たちがぞろぞろと入っていく部屋に、目隠しをされて縄できつく拘束された佑香里が転がっていた。頭には大きなヘッドギアがつけられていて、周りに漏れ出るほどの大音量で同じセリフが繰り返されている。後を追うように、佑香里も大声でそのセリフを復唱する。
 食事に向かう前に信者たちは再び佑香里に注射をし、食事に行く間、ずっとその音声を聞きながら復唱するように命じていた。徹底的に頭の中を空っぽにさせた上で、自分たちの好きなように思想を塗り替えるためのひとつの方法である。

「よぉ、淫魔。どうだい、今の気分は」
 男の一人がヘッドギアと目隠しを取り外した。佑香里の目は赤く充血しており、少し白目を剥いていた。身体をピクピクと痙攣させ、唾液や愛液がこぼれてあたりの床がドロドロに汚れていた。
「あ……せいじゃ、さま……」
 自分を見下ろす肌の黒い男たち。それが目に入った瞬間、佑香里は安心したような表情になって目に涙を浮かべた。
「せいじゃさまぁ……ゆかりは、いんまにとりつかれた、へんたいおんなです……。せいじゃさまに、じょうかしてもらわないと、いきていけません……みもこころも、せいじゃさまにささげます……」
 何度も何度も復唱したのであろうセリフを、喉の奥から搾り出すようにつぶやく。
「よしよし、安心しなさい。我々がちゃんと浄化してあげよう」
「あ……ありがとう、ござい、ます……」
 男は優しく佑香里の黒髪を撫でる。
「でも、君にとり憑いた淫魔は強力だ。これから我々の悪魔祓いを受けて、淫魔を倒す薬を飲まないといけない」
「く、す……り……」
「ああ、そうだ」
 優しい語り口調で子どもを諭すように話しながら、男は佑香里の身体を締め付ける荒縄をほどいていく。
「君が神の使徒である我々にきちんと奉仕すれば、ご褒美としてもらえるお薬だ。聖なる力の宿ったもので、飲めば幸せになれる」
「あ、あ…………ご、ごほうし、します……。いっぱいごほうしします……だから、おくすり……」
「よし、縄がほどけたぞ。それじゃあ、これからいっぱい悪魔祓いをしてやるからな。我々の言うことには決して逆らわず、従順に従うんだぞ」
「は……い……、したがい、ます……」
「さぁ、良い子だ。それじゃあ場所を変えようか。ほら、四つん這いになって歩くんだ。のろのろするんじゃないぞ」
「はい……」
 佑香里はフラフラと震えながら身体を起こし、四つん這いで男たちの後についていった。

 移動先の部屋には筋トレ用のマシンのような妙な器具などが散らばっていた。ほとんどが拘束具のようだ。とりあえずそれらの器具は端に避けられて、佑香里は敷かれたマットの上で男たちに言われたポーズをとった。体勢が整うと、男は金属製の洗濯ばさみみたいなもので佑香里の乳首をはさみこんだ。そのクリップには、小さな機械からコードが伸びている。
「さぁ、まずは身体の中にこもった悪い瘴気を外に出すところからだ。淫魔の瘴気は愛液とともに出るからな。分かったか」
「は、はい……」
 佑香里は足を蹲踞のようにして広げて折り曲げ、上半身は後ろであぐらをかいた信者にもたれかかっている。信者は乳房を両手で揉みしだきながら、くんくんと佑香里の匂いを嗅いでいる。その両脇に立っている信者はそそり立ったペニスを握らせており、手にダイヤルのついたリモコンがもっている。
「今からお前のおまんこを掻き回してやるから、思いっきり潮を噴くんだぞ。それと同時に、手のペニスをしごくんだ。そうしないと、両脇の聖者がダイヤルを強めてしまうぞ。そのダイヤルはお前の乳首を挟んでいるクリップに電流を流すリモコンだ。いっぱいしごかないと電流を流されてお仕置きされてしまうぞ」
「はい……いっぱいしごいて、いっぱいしお、ふきます……」
「そうだ。それじゃあ始めようか。いくぞ」
 そう言うと、話している信者はローションを垂らした人差し指と中指を膣に挿し込み、腕の筋肉にグッと力を入れた。



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