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夜羽球の会
【調教 官能小説】

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頽落-7

「いい締まりだ、ちんこが溶けちゃいそうだ」
 きゅんきゅんと締め付けてくる膣から引きはがしながらペニスを抜き、締まった肉穴をこじ開けるようにしてペニスを挿す。何度も何度もその動きを繰り返す。頭の中で脳細胞が弾け散るような感覚がして、立ちくらみのように視界でパチパチと火花が散っている。
「もっと深く挿入したいな。おい、足あげろ」
 腰の動きをとめ、タツミは右手で佑香里の右足を抱えた。舌が解放されて、自由に言葉を出せるようになる。
「はい、足あげますわんっ!」
 もう一方の足に力を入れて、片足で立てるようにバランスをとる。タツミも左手で腰を支えながら佑香里の太ももを持ち上げた。
「おお、結構あがるじゃないか、足」
「少し、柔軟してますから……」
「おい、語尾が元に戻ってるぞ」
「あ、ごめんなさいわんっ」
「そういうことなら遠慮なく持ち上げさせてもらおうかな。おらっ」
 そう言って、タツミはぐぐぐと足を抱え上げた。膝も伸ばさせて、バレリーナが脚をあげるようにかなりの角度まで股関節を開かせた。
「いっ、ちょっと痛いですわんっ! いっ、いたっ!」
「我慢しろ! 痛いのは好きだろ! 自慢げに柔軟してるなんて言うからいじめられるんだ。このまま犯してやる」
「わ、分かりましたわんっ! 我慢しますわんっ! だから、このままいっぱい突いてもっといじめてくださいわんっ!」
「言われなくてもそのつもりだ」
 体位をしっかり整えると、再びタツミは腰を振り始めた。今度は深くまで挿入できるように調節したため、根元までずっぽりと膣に刺さっている。

「体を横に向けたから、これだと鏡がなくても顔が見れるな。ほら、舌出すの忘れてるぞ」
「わ、わんっ! んへぇ〜……」
 また舌がデロンと垂れる。それを見ると、どうしても吸い付かずにはいられなかった。顔を寄せて舌を吸い上げるようにして口をつけると、タツミはそのまま唇を重ね合わせた。
「ん、んんっ……」
 結局一回転して、向かい合うような格好になってしまった。腕で体を引き寄せながら、身体をくっつけて熱い接吻を続ける。全身で互いの熱い体温を感じながら、あとはひたすら腰を振るだけだった。
 精巣が引き上げられる。精嚢が汁を分泌して精子を溶け込ませ、それが今か今かと発射のときを待っている。少しつぶつぶとした触感の膣壁が絡みつき、亀頭が奥の壁を叩くたびにボルテージが上がっていく。身体を抱きしめる腕にも力が入り締め付けるようにして抱擁をすると、佑香里もベロベロと舌を動かしてそれに応える。下半身では締め上げる膣の快感、上半身では柔らかなしっとりとした身体が心地よく、舌には舌がからみついてくる。やがて、腰の脊髄が発火したように電気信号を発すると、頭が真っ白になって全感覚神経が佑香里だけを感じるようになった。
 気が付くとタツミは一番深くまで膣を押し上げながら、精巣が空になるのではないかというくらいの精液を勢いよく排泄した。受け止める佑香里もビクビクと身体を震わせながら、愛液と唾液をドクドクと分泌する。そのまましばらくの間、タツミは陰茎が縮んで自然に抜け落ちるまで、佑香里とキスを続けていた。

「うわぁ、もう明るくなってきてるじゃん……」
 シャワーを浴びて部屋に戻ると、カーテンから朝の光が漏れていた。どこか現実味を感じられなかった夜が、一瞬にして消え去ったようだった。大学に入りたてで、まだキャンパスに通うのが少しわくわくしていたタツミであったが、今日ばかりはさすがにわずらわしさでいっぱいだった。
「ふふ、授業サボっちゃだめですよ」
 落書きを落として身体から濁った粘液も洗い流した佑香里は、もう単なる女子大生に戻っていた。さっきまでと別人のようなその雰囲気に思わずゴクリと唾を飲み込んだが、それでもやはり、どこかに男を惹きつける淫靡なオーラがひっそりと漂っているように思われた。





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