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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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落ち込む優子、痴漢と遭遇する-3

「お譲さん、かっこよかったですよ」

「いやあ、素晴らしい」

沢山の賛辞を聞いても少しも嬉しくない。今朝の自宅と同様に、車内は針のむしろ状態になった。優子は一旦血の気が引いた顔を、今度は真っ赤にして、乗客の好奇な視線を避けるように俯いた。

(やだやだやだ、恥ずかしい……)

優子の心が身悶えしている最中に、次の停車駅に着いた電車がゆっくりと止まった。優子は落ち込む事に気を取られて、それに気付かない。しかし、捕まった痴漢は、そのチャンスを逃さなかった。

落ち込んだ事で優子は痴漢の手を離していたので、扉が開いた途端、痴漢は乗客を押し退けて、あっと言う間に逃げ出してしまった。

「あっ!」

一瞬の事なので乗客の誰もが、咄嗟に対応できなかった。

優子も驚いて呆気に取られている内に、駅に降りる機会を逸してしまった。こんな場合、一旦降りて好奇な目から逃れるべきなのに、優子は次の駅までの数分間、乗客からの遠慮の無い視線に耐えなければならなかった。

(これも全部陽子のせいだ)

新たな怒りが優子に沸々と沸き上がり、その怒りで優子の顔面がヒクヒクと引きつった。乗客が注目している中で、それが中々収まらない優子は焦った。

(やだ、皆に見られてるのに)

人は落ち込んだり、怒ったり、焦ったりした時に、精神的が参ってしまい、それが肉体にも変調をきたすものだ。元来、前向きで聡明な優子はその事に気付いて、何か楽しい事を考えて、沈んだ気分を変えようと思った。

(楽しい事ね)

今の優子にとって、それは一つしか無かった。いつものような卑猥な事ではなく、もちろん陽子に対する復讐だ。

優子は直ぐに頭の中で素っ裸の陽子を想像した。

想像の中の陽子は、少し足を開き気味に立ち、何故か身動きできない状態で困惑している。卑猥で愚かな陽子はその状態でも股間を濡らし、愛液が太ももを伝っていた。そんな陽子を優子が責めるシュチュエーション。にこやかに微笑んだ優子が一歩近づくと、陽子の顔が恐怖で歪んだ。

『や、やめてください…』

今更、懇願されても許してやるもんか。陽子の目の前に立った優子は、素足の右足を少し後ろに引くと、その足に勢いを付けて、陽子の卑猥な割れ目に向かって振り上げた。

ヌチョッ!

優子の足の甲が汁気を帯びた割れ目に喰い込み、卑猥な秘肉がベチョリと圧迫された。


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