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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈狂宴・後編〉-11

(……こ……こんな…私が……)


優愛の股間に刺さる玩具を肉棒に見立て、四つん這いで腰を振って尻を擦り付ける景子の姿は、鬼畜達の嘲笑に包まれた。

妹を目の前で凌辱され、猛獣のように猛り狂っていた景子の、さっきまでの形相を知る者からすれば、今の姿はとても同一人物には見えない。
猛烈に噴き上がる悔しさはマスクに隠されたままで、視姦している者からすれば、実に嬉しそうに腰をふるマスク奴隷にしか見えてはいなかった。



『なぁに?私を憎くないのぉ?麻里子より簡単に言いなりになるなんて、タムルつまんな〜い』

「ぎぎぎ…ッ」


優愛を人質にして、景子の一切の抵抗を封殺しておきながら、タムルは景子の無念を嘲笑う台詞を口にした。
更には傍にしゃがみ、マスクに覆われた丸い頭を、クリクリと撫でてクスクスと笑ってみせた。

撫でてくる手を振り払い、怒りの鉄拳で叩きのめしたいという激情を抱えていると知りながら、タムルはヘラヘラと笑って見くびった態度をとっている。

タムルの眼前の敗北者の顔は、如何なる性暴行も厭わないという雰囲気を醸し出しながら、しかし、今にも不快な感情を叫びたくて堪らないとみえて、歯も唇もブルブルと震えが止まらないでいる。

最初に対峙した時の、あの男勝りな態度や怒声からしても、景子の気性の強さは筋金入りといえる。
そして、妹への異常と呼べる愛情の深さも、その性格から来ているものである事も。


たった今、命よりも大切な妹を凌辱した男に侮蔑され、しかも従わざるを得ない姉の心中は如何程であろう?

だが、その苦しみこそがタムルが欲したもの。

筆舌に尽くしがたい嫌悪感や屈辱感に肉体と精神を蝕まれ、狂ったように悶絶する姿が見たいのだ。
出涸らしのような、疲弊していた麻里子では味わえなかった姉の苦悩を、タムルは堪能したいのだから。







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