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パンティ天国
【フェチ/マニア 官能小説】

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パンティ天国-2

 すると、プールの方からピーーッというホイッスルの音が聞こえた。
 我に返って腕時計を見た。
 2時45分。
 やばい、もうすぐ体育の授業が終わる!
 あわてて里中さんのパンティとブラをポケットに入れて、更衣室の外に出た。
 校舎裏を懸命に走り、予定していた塀の陰に下着の入った紙袋を置き、平たい大きな石で見えないように隠す。そのまま保健室に戻る。
 保健の先生はまだ戻ってきていなかった。今日、研修会があって保健室を空けることは事前に調べていた。
 肩で息をしながらベッドに潜り込んだ。
 保健室はクーラーが効いていたが、汗が全身から噴き出してくる。緊張していたし、真夏の太陽の下を走ってきたのだから当然だ。
 やった! やったぞ!
 僕は達成感でいっぱいだった。クラスの女子の数は23人。その23人のパンティとブラを今夜思い切り楽しめるのだ。その中には里中さんの下着もある。
 ズボンの中のモノは硬くはち切れそうになっていた。
 このままオナニーをして鎮めたかったが、今夜の楽しみのために我慢することにした。
 クラスの女子のパンティとブラに囲まれてやるオナニーは最高のものになるだろう。

  2

 女子の下着が盗まれたことは、警察が来たことや女子たちの動揺で学校中に伝わっていた。
 男子生徒たちは、体育のジャージの姿の女子を見て、下に何もつけていないのではないかと好奇の目で見る。もちろん女性教諭が人数分の下着を買ってきていて、そんなことはないのだが、いやらしい目で見ずにはいられないようだ。
 その日は、急遽、緊急ホームルームが開かれて、盗難の件が簡単に告げられ、帰宅になった。
 僕もあっさりと校門の外に出られた。体育の時間、保健室にいたので当然、疑われると思っていたのだが、何事もなく拍子抜けだった。おとなしくて気の小さい僕がそんな大それたことをするなど誰も思わなかったらしい。警察も外部の犯行と考えているようだ。
 もっともホームルームの間中、僕はヒヤヒヤだったのだけれど。何しろ僕のズボンのポケットには、あわてて突っ込んだ里中さんのパンティとブラがあったのだから。

 その後、駅前のファストフードで時間を潰し、学校に人がいなくなると、紙袋を回収して自宅に戻った。
 袋の中には戦利品が入っている。
 やった、やったぞ!
 自分の部屋に戻ってくるまではドキドキだったが、達成感で打ち震える。
 だが、僕は冷静だった。
 ここはいつもと同じに振る舞わなくてはならない。
 紙袋をベッドの下に隠し、何事もなかったかのように家族と夕食を食べ、テレビを見て、風呂に入る。頭の中は今夜の楽しみのことでいっぱいなのに、一応、勉強をしているふりをする。

 そして深夜。
両親が寝静まったのを確認した僕は、隠していた紙袋を取り出して、中の物をベッドの上にぶちまけた。
 色とりどりのパンティとブラ。
 古い物、新しい物。汚れた物、比較的きれいなもの。
 子供っぽいもの、大人びたもの。
 すべて僕の宝物だ。身近なクラスメイトのものだから感激はひとしおだ。
 その中の縞パンの一枚を手に取って匂いを嗅ぐ。
 くくっ、何ていう激臭だ? たまらない……! 股布の汚れ具合から予想はしていたけど、これほどとは! いったい誰のパンティだ?
 そのまま着ている物を脱いで全裸になった。
 ブルン! とチ×コが勢いよく躍り出る。
 赤黒く、はち切れんばかりに屹立していて、僕の体でない、別の生き物のようだ。肉茎には太い血管が浮き出て、いつものオナニーの時よりはるかに大きい。
 その生き物は下着の山を睥睨し、白いフリルのついた空色のパンティをロックオンした。
 求めに応じて、それをあてがって亀頭部分を包み込む。
 すると、
「ううっ、あうっ……!」
 快楽の電流が一気に体中を走った。
 隣の部屋に両親がいるのに思わず声をあげてしまう。
 手を上下に動かすと、さらに衝撃が走る。
「ああっ、あはっ、あううっ……!」
 誰のパンティかはわからないが、まるで、その子とエッチしているようだ。
 パンティの股布の汚れに亀頭を押し当て、グイ! と押し込むと、疑似エッチの感じはますます強くなる。何しろそこにはパンティの持ち主のオマ×コがあたっていたのだ。食い込んでいた可能性もある。
 乳首も硬くなっていた。男の乳首は硬くならないんだと思っていたけど、そんなことはない。
 下着の山の中からブラジャーを手に取って、乳首に当てると、再び電流が走った。
 こんなオナニーははじめてだった。
 手をのばせば、オナネタは山のようにある。
 ピンク、黄色、水玉、アニマル柄、白……。
 パンティを一枚一枚手に取って、チ×コを包むと、そのたびに快楽が全身を駆けめぐる。
 まるで、クラスのすべての女子とエッチしているようだ。23人の女子とのエッチ。23人の女の子がパンティを見せて僕のチ×コを今か今かと待っている。
 匂いもまた気持ちよさを加速させた。
 パンティの匂いは催淫剤だ。
 鼻に当てて吸い込むたびに、僕を陶酔と忘我の世界に誘い込む。強烈なものは僕の理性を崩壊させる。
 淫臭、恥臭、激臭、汚臭、牝臭、濃臭、猛臭――
 それも匂いはモノによって様々だから、関心は尽きない。次はどんなだろうと、取っ替え引っ替え手をのばしてしまう。
「ふむっ、ふあぁっ、ふはぁ……」
 ベッドの上に仰向けになり、パンティに囲まれてオナニーしている僕は端から見れば、完全なヘンタイだろう。
 パンティを鼻に当てて喜んでいる僕を見て、リア充は笑うかもしれない。
 チ×コをパンティでくるんで、しごいている僕を見て、女の子は目を背けるかもしれない。
 でも、そんなことはかまわない。
 どうせ僕なんか女の子に相手にされないんだし、息苦しい現実などより、こちらの方がずっと楽しい。



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