淫乱自覚-10
翔太の仕事もようやく終わった。頭の中は自分の精子入りのコーヒーを飲んだ時の奈緒の姿がへばりついて離れなかったが何とか終わらす事ができた翔太。
「今日もありがとうございました!」
「うん。お疲れさま。ゆっくり休んでね。」
「はい!お疲れさまでした!」
翔太は帰って行った。すっかり悶々としてしながらも罪悪感に襲われた。
「優しいなぁ、部長…。そんな部長に僕は何て事をしてしまったんだ!恩を仇で返すような真似を…。」
仕事を付き合わせておきながらオナニーしていた自分が愚かに思えた。しかし椅子に染みついていた奈緒の匂いが蘇ると再びムラムラしてしまう。翔太は帰り道に美人上司モノと、雰囲気が奈緒に似た女優が出演しているAVを借りて帰った。
一方奈緒はようやく一人になれ、抑えていた性欲を一気に発散する。
「ああん…!あっ…、ハァハァ…私にあんなに夢中になってオナニーするんだもん…興奮しちゃう…」
椅子に座り股を全開にし思い切りオナニーに興じていた。
「あのコーヒーを飲んだ時の安本君の目…たまらない…。ハァハァ…!」
奈緒がオナニーしているのは翔太の机の椅子だった。溢れる愛液をたっぷりと翔太の椅子に染みこませる。
「イクゥゥッッ!!」
体を伸び切らせ絶叫してエクスタシーを迎えた奈緒。激しく体を痙攣させた。
「もう我慢できない…。抑えきれない…。」
奈緒の忍耐はもはや限界だった。全ての女性が絶対に敬遠するであろう不細工な男とセックスする堕ちた自分を想像すると、あと1回オナニーしなければ我慢できない程に体が疼いてしまうのであった。