初夜-4
海斗に股を大きく広げられた瀬奈。恥ずかしかったが、海斗に尽くすと決めた以上拒むのは止めた。まだ電気がついていないだけましだ。目を閉じてクンニに備える。海斗の顔の存在が近く感じた。もう間近にある。海斗の吐息がこかんに感じる。
「クンクン…クンクン」
海斗が匂いを嗅いだ。瀬奈は恥ずかしさに耐え海斗の行為を拒まない。
「いい匂いだぁ…。」
逃げ出したい程に恥ずかしかった。しかし続けて嗅いでくる海斗に好きに嗅がせる。
「クゥゥ、煩悩を揺さぶられるぜ!頭の中がエロに支配されそうだ。」
もはや変態にしか思えない。
(こんな事でくじけてたら、これから先、海斗の要求なんて聞けないわ…)
これが恐らく最大の試練だ。これにさえ耐えればどんな辱めにも耐えられそうな気がした。
「お味はどうかな??」
とうとう舐めるつもりだ。
(来る…!)
覚悟を決めた瀬奈の性器に柔らかいものがペロンと這う感触が伝わる。
「ああっ…んっっ!」
指での刺激とはまた違う快感だ。体をビクッと反応させながら、なおかつ身震いさせてしまう瀬奈。何度も何度も舐められ頭がおかしくなりそうだった。
「んっっ!あっ…!あっ…!」
やがて舌先が割れ目をわって入り込んで来た。
「ああ…!ああっ…!」
ビラビラまでもが痙攣しそうな快感に溺れる。クンニとはこれ程までに気持ちいいものなのかと驚きを隠せない瀬奈。海斗の舌は瀬奈の性器に這い続ける。
「ヤバイ…ヤバイよ、海斗…ハァハァ」
初めての感覚に自分がどうなってしまうのか分からず怖くなる。海斗は無言で舐め続ける。
海斗は手でビラビラを広げた。そしてパックリと開いた性器に舌を伸ばし舌先でクリトリスを押した。
「きゃあんっ…!!」
膣から愛液が滲み溢れる。これも指とは違う感触だ。指よりも感じる。もはや匂いなど気にしている余裕はなくなっていた。海斗のクンニに瀬奈は悶え狂う。
「あっう…!あっ…あっ!ああん…!」
クリトリスに与えられる激しい快感に瀬奈は我も忘れて絶叫する。過敏に反応する瀬奈に海斗も興奮し夢中でクリトリスを舐める。存在感を増したクリトリスを上下左右に何度も弾く。
「ダメっ!!あっ、あっ…!」
もはや拷問にも感じる。体が弾け飛んでしまいそうなぐらいに感じていた。