夜のサービス-8
アイスキャンディを口の中でゆっくりと舐め溶かして行くような瀬奈のフェラチオは気持ち良かった。控え目に響かせる涎を啜る音、口の中で舌を絡ませる音が官能的に耳に届く。そして何よりも玄人にはない丁寧さが海斗にはたまらなかった。素人にフェラチオされている…、それだけでも興奮に値した。
「ああ…」
思わず喘ぎ声を出す海斗。
「痛くない…?」
気持ちいい?と聞かれるよりも新鮮さを感じた。
「気持ちいいよ…、凄く…」
そう答えると嬉しそうに答えた瀬奈。
「良かった♪」
海斗のペニスはすぐに勃起した。勃起したペニスを先から根元まで柔らかな唇が往復する。舌を添えながら海斗のペニスを丁寧に舐める。
海斗はピンサロが大好きだった。せっかちな海斗にとってササッとヌケるピンサロは性に合うからだ。特にジュポジュポと音を立てたり、頭を回転させたり、これでもかと舌であちこちを舐めずり回すいやらしいフェラチオが大好きだった。普段そこらで可愛らしく生きている女の子がペニスに夢中になってしゃぶりつくその姿が大好きだ。しかし瀬奈のように丁寧なフェラチオがそんなピンサロ嬢のフェラチオよりもたまらなく感じる。瀬奈の自分を気持ち良くさせてあげたいという気持が物凄く伝わってくるからだ。愛のあるフェラチオを知らない海斗にとって初めて知る愛情フェラだった。
「海斗のって…おっきいね…」
ふと瀬奈が言った。何だか知らないが物凄く恥ずかしくなる海斗。
「た、たまに言われるけど、分かんないよ、自分じゃ。比べた事ないし…」
「ンフッ」
瀬奈も会話が長引くと恥ずかしくなりそうなのでやめた。ペニスが最高に堅くなると亀頭を舌で撫でる。尿道口をチロチロ舐めた後、亀頭の土手を丁寧にゆっくりと円周させる。
「ああ…、っく…」
海斗にとって物凄く敏感な尿道口を舐められ顔を歪ませる。そしてペニスの芯から熱くなるような快感…。ペニスをビクン、ビクンと跳ねさせる。
「ああっ…、ああっ…、う、上手ぇな、お前…」
決してテクニック満載の派手なフェラチオではないがそれを駆使するピンサロ嬢よりも気持ち良く感じる。そして唇で亀頭を挟み柔らか摩擦する。舌先は尿道口を優しく舐める。
「うっあ…!」
たまらない快感だ。気を許すとチビってしまいそうな衝撃的な快感だ。よく射精した後に亀頭を舐められるとこういう快感を得る。それと同じような快感に海斗の顔は歪むのであった。