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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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妄想する由香里-7

由香里が妄想モードに入れば、その意識は外界から遮断される。フルフラットの後部座席に移動した手島は、由香里の妄想する様を傍から見ていて呆れ顔で言った。

「あらら、由香里センセったら、また、お気に入りの木村くんでオナニー始めたよ」

いくら手島が由香里の乳首を弄っても、その妄想の中では木村や他の生徒が弄っている事になっていた。

今、由香里の淫口に突き刺さったバイブレーターは、スタジオに有った中で一番大きいサイズだった。由香里はそれをズニュズニュと出し入れしながら、『木村くん、大きい』を連呼して喘いでいた。

「はは、バイブのサイズに合わせて、今日の妄想木村くんのサイズもいつもよりデカイみたい。こうなったら、2,3回イクまで放って置くしかないかな」

手島は由香里との性交を諦めて、弄っていた由香里の乳首を指で弾くと、隣で女同士の痴態を繰り広げる陽子と優子に視線を移した。

マスターが陽子には手を出さない事を承知している手島は、優子と舌を絡める陽子に手を伸ばして、項を優しく撫で始めた。

その刺激に陽子の女体がピクリと反応した。自分を愛撫する手の主を確認しようとして、陽子は優子の口から舌を抜いて、興奮で潤った視線を彷徨わした。

その視線が手島の視線と絡んだ。気持ちが昂っていた陽子は、手島の真っ直ぐな目を見た途端、知らず知らずの内につぶやいていた。

「雄ちゃん、抱いて…」

表向きの立場が各務家の秘書の手島は、普段は陽子から『手島くん』と呼ばれていた。その陽子がポツリとつぶやいた言葉が、過去に陽子から言われた言葉と重なった。

その時の事が脳裏を過った手島の胸が、ズキンと締め付けられたが、それは一瞬の事だった。手島は陽子に覆い被さり、10代の少年のように興奮で火照った女体を抱きしめた。

女同士の良さを開発されつつある優子は、女のポイントを知りつくした陽子の愛撫に喘いでいたが、やはり本命は星司だ。

由香里が自慰に浸り、手島が陽子との行為を始めたので、優子は気兼ねなく星司に抱きついた。

「マスター、して…」

優子を受け止めた星司は、女体を労わる様に優しく抱きしめた。しかし短時間で色んな事を体験した女体は、それだけでは満足できなかった。この時の優子は自分から積極的に攻めた。

星司は優子がしたいようにさせた。星司が自分でシャツを脱ぎ始めると、待ちきれない優子は星司のベルトを弛めて、下着ごと一気にズボンを下ろした。

そそり勃ったイチモツが優子の前に現れた。優子は星司のそれを握りしめると、愛おしそうに頬ずりを始めた。

鈴口から溢れた先走り液が、優子の頬を濡らした。星司のイチモツは、階段を駈け上がったり、乱闘したことで、少し汗ばんでいたが、優子は一向に気にならなかった。

それよりも星司の男臭さが、いまだに口の中に残る浅見の堪えられない悪臭を浄化してくれると思い、そのまま口に含んでむしゃぶり始めた。

ジュボジュボと唾液を絡ます卑猥な音が、自分の耳に響いた。それが刺激となって新たな愛液が溢れてくる。優子は星司に奉仕しながら、自身も絶頂に向かって気持ちが高まってきた。



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