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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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修羅場の後始末-12

「あっ、あっ、もっと、もっとよ、激しくしなさい、あっ、あっ、あっ」

そんな由香里に手島は横に落ちていた電マを手渡した。その手島のビデオカメラを構えていた。

「由香里センセのオナニーショウ、プレイヤーに見て貰うからね」

「ああん、嬉しい…」

見られる事で興奮する由香里のテンションが一気に上がった。スイッチを入れてブルブル振動する電マを、大胆にも自分の一番好きなクリトリスへいきなり押し当てた。しかし、電マを使った事の無い由香里はその威力を知らなかった。

「それ、マックスになってるよ」

初めての道具に気の急いた由香里には、手島のその助言は届かなかった。

「いやあああああん、やああああああああん、ああああああん」

電マの強力な刺激に由香里は、あっと言う間に絶頂を迎えてしまった。

「はや!由香里センセ、早過ぎて見てる人たちがヌけないよ」

早イキの陽子以上に早く達した由香里に手島は呆れた。

「はあ、はあ、はあ、ご、ごめんさんさい…、みなさん、これで許して…、はあ、はあ」

由香里は自分を写すビデオカメラに向かって、取り敢えず両膝の裏を抱えると、絶頂を迎えたばかりの淫部を開いてサービスした。開いた淫口が由香里の荒い呼吸に併せて、ヒクヒクと蠢いて愛液を垂らしていた。

由香里の喘ぎ声が刺激になったのか、2人の男も体を捩り身悶えしなから絶頂を迎えようとしていた。

「ああん、大変…」

ううっ、ううっと呻る男達の声色の変化を、敏感に察した由香里は、虚脱感の残る女体に鞭打ち慌てて起きあがった。

「ふう。口の中に出すのよ。外に出したら酷いわよ」

フィニッシュに注文を終えた由香里は、再び2台の携帯電話の録画ボタンを押した。

「うううっ」

2人は由香里の指示通りに、殆ど同時にお互いの口の中に放出した。2人の顔が何とも言えないような表情で歪んだ。

満足気な由香里は、口の中の精子を見せるように、声を出さずに仕草で指示を出した。

2人は口を開けると、我慢のできない味と匂いの素を、慌てて手のひらの上に吐き出した。

「おえええ、えええ」

それを見た由香里が憤怒の形相になった。

(誰が吐き出せって言ったのよ!)

由香里は手のひらの精子を飲むように、声を出さずに仕草で示した。

2人は顔を歪ませながら目を瞑って、それを口に含むと思い切って飲み込んだ。

「はあい、オッケイよ」

録画を止めた由香里は、そのまま2人の携帯電話を操作し始めた。それを見ていた手島が慌てた。

「ゆ、由香里センセ、確かマスターは撮るだけって…」

由香里は2人が関わっているフェイスブック始め、各種SNSにその画像を遠慮なくアップしていたのだ。

「甘い!マスターも手島も甘いのよ!」

「手島って…」

呼び捨てにされた手島は落ち込んだ。

「こいつらは可愛い優子ちゃんを虐めたのよ!こんなヤツらに温情は無用。社会から抹殺よ!」

一人っ子の由香里は、妹のような優子が可愛くて仕方が無かった。その優子を拉致して犯そうとした事は、由香里には許す事はできなかった。

行為の前、脅されるまま各種アドレスとパスワードを教えた2人だったが、それは今日の事の口止めのための保険だと思っていた。浅見と啓太の常套手段だったので、まさか由香里はそこまでするとは考えてもいなかった。事態を飲みこんだ2人は顔面蒼白になったが、全ては後の祭りだった。

「はい、終了。さあ、もう帰っていいわよ。帰る場所があったらだけどね。あっ、君達が今日の事で騒いだら、あたし達は勿論、S組とH会が黙ってないからね。でしょ、結衣と麻衣のお父さん」

田代は苦虫を噛み潰したような顔をしながら頷いた。

「まあ、S組に億単位の損害の種を蒔いたんだから、それ以前にS組に飼い殺しかもね。それを『自業自得』って言うのよ、これテストに出るわよ」

由香里はS組が支払う事になった被害女性への賠償金を持ち出して、2人にとどめを刺した。


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