自宅警備員-13
彼は父親と並んで床に転がされていた。
全裸で亀甲縛りにされて。
ベットの上で舞が仰向けで焦点の合わない目で恍惚とした表情で天井を見つめていた。
一ヶ月前に舞と親父は注射されて、コンドームをつけてセックスしていた。
彼の目の前でまた今夜も父親と義娘の禁忌の儀式は行われて、彼は朦朧と意識の中でそれを見た。
網タイツにボンテ−ジファッションを身につけた女王様の早織は彼と夫を踏みつけて笑っていた。
普段はつけない真っ赤なルージュをつけて。
「はははっ、いかないで我慢できたら、舞とやらしてあげてもいいよ」
ベットに座った早織は両足の裏で、萎えてふにゃっとなった親父のぺニスと彼のぺニスを足の裏で扱いた。
「早織様っ!」
親父がビクビクビクッと射精はしないがオーガズムをむかえて白目をむいて叫ぶ。
彼のぺニスが早織の足の裏だけでなく、足の親指のマタに挟まれてぎゅっぎゅっと扱かれて、完全に勃起した。
「もっと感じるんだよ!」
舞の母親として優しく、どこか上品で若く見える義母の姿はもう消え失せていた。
「早織さん……あぅぅっ!」
「はぁ? 早織様でしょう。そんなのもちゃんと言えない豚野郎なの?」
早織が彼のそばにしゃがんだ。
黒革の手袋をつけた手が彼のぺニスをつかんだ。
「クスリでラリってる時に出したら、もうやみつきになる。一生お前らは私と舞の奴隷だよ!」
「はひいぃぃっ!」
彼の意識は翔ぶ。
END