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冥土の土産
【SF 官能小説】

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ユマ-3

 町内一番の美貌の人妻が俺のペニスを咥えて攻め続けている。俺は堪らず射精した。
「ぅぐぐ……ごほん……すごい量ですね。こんなに溜めていたんですか? もっと早く言ってくれれば」
 そんな訳にはいかないだろう。奥さん溜まってるから出すの手伝って下さいとでも言うのかい?
「でもまだ元気ですね。うちの主人とは大違い。ちょっとしてみたい体位があるの。名前は忘れたけれど」
 ユマはそういうと最初騎乗位をして数十回ピストン運動をしてから後ろ向きになった。そして俺の足を曲げさせて固定しそのまま上下運動を始めた。俺は身動きできないが、なにやらペニスが奥の方に入っている気がする。
「あぁぁああ……ぁぁぁああ……気持ち良い……すごーい……ぁぁぁあああぁぁ」
 それを堪能した後、片足を持って開き横向きに寝て俺を誘った。
「これもやってみたかったんです。お願いします」
 美人というのはよがるときも美人だから良い。美しい顔で悶えるとその表情にそそられて余計気分が高まってくるので相乗効果がある。それにしてもユマはセックスに関して結構貪欲な所があるのだと思った。
 その次に俺はたまたま覚えていた「松葉崩し」という体位をやってあげた。
「ぁぁ……これ変ってる。どこで覚えたんですか?ぅぅく…… 隅に置けないですね。えっ、本で? はふん……はぁぁん……海野さんもそんな本を……ひくぅ……読むことがあるんですか……ぁぁあ……感じるぅぅ」
 だが最後はやっぱり正常位が一番良いということで俺はユマの上にうつ伏せに重なった。そしてときどき乳房を揉んだり接吻しながら腰を動かした。ユマも腰を合わせて動かすのが巧みで2人とも同じように高まって行った。
「ぁぁぁあ……あっ……ぁぁああ……あんっ……ぇぁぁ……ぁぁぁぁあああああ」
 俺はたっぷり射精した。俺はユマに嵌めたまま精液を搾り出すように腰をクイックイッとしゃくり上げた。ユマもそれに合わせるかのように同じように腰を痙攣させていた。ユマの足裏は反り上がっていて俺が肉棒を抜いた後も体のどこかがビクンビクンと動いていた。
 ちらりと横を見ると本物のユマがソファでぐったりして寝ていた。オナニーはとっくに終わったらしい。
「困ったわ。3人目の子どもができたならどうしよう」
 俺は言った。それなら安心だ。子どもはできることは絶対ないから。
「えっ、それはどういう……」
 問いかけたユマの姿が消えて行った。俺は問いかけに答えなくてすんだことになる。


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