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寝取りの騒ぎ、宵の両国
【歴史物 官能小説】

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寝取りの騒ぎ、宵の両国-8

それから夜ごとの張り込みが続いた。両国界隈の医者という医者を手当たり次第に見張った。しかし、怪しい動きをする者は誰もいなかった。一 度、夜更けに出てきた医者がいたが、それは急患への往診のためだった。どうやら医者に目をつけたのは間違いだと気づき、そこで、一転して 薬種問屋に目をつけた。両国で薬種問屋といえば時津屋しかない。権造は向かいの質屋に訳を話して上がり込み、格子窓からねばり強く張り込 みを続けた。

 ある新月の夜、問屋から一人の男が姿を現し、どこかへと出かけた。平六は折悪しく厠で大きなほうの用事をた しており、権造は居眠りをしていて危うくその外出を見逃すところだったが、ちょうど銀助が男に気づいた。慌てて質屋を飛び出し、見え隠れ に後をつけると、男はかなり歩いた末、一軒の小さな家の裏手に回った。戸口で中の様子を伺っていたようだが、ややあって、男は家へ忍び込 んだ。

「銀助、おまえは平六を呼んでこい」

手下を走らせると、権造は家の中へ息を凝らして入っていった。

 寝間へ静かに忍び寄り、指を濡らして障子に小さな穴をあけると権造はそっと中を覗き込む。そして息を呑ん だ。有明行灯の薄明かりのもと、目隠しをされて布団に転がされた女。そしてその前に仁王立ちしている男。身体は小柄だったが、下半身だけ さらしたそのふぐりの巨大さに目をむいた。まるで南瓜のようだった。男根はまだ垂れてはいたが、やがて、むくりむくりと上を向き、腹を叩 くまでに勃起すると、へそをゆうに越える長さになった。太さは手首ほどもある。まさに化け物と呼ぶにふさわしかった。

やつは女にむしゃぶりつくと、着物をはぎ取り、さっそく愛撫にとりかかった。権造は踏み込もうと思ったが、この化け物と女の交接を見てみた いという欲求が急に頭をもたげ、足がそれ以上動かなかった。

 やつは、ひとしきり女の乳房を揉んだり吸ったりしていたが、身体を下にずり下げると、水っぽい音を立てて女 陰を舐め始めた。女は身をよじり、意に反した快感に戸惑っているようだった。やつはおさね(陰核)や陰唇をねちっこく吸い立てていたが、 次に指を秘口に挿入し、初めは一本、次に二本と、徐々に入れる本数を増やしていった。そしてついに、親指を余して四本の指が入るようにな ると、女は苦悶と喜悦の入り混じった声を上げ、布団の上で悶えに悶えた。

権 造は障子の外で中腰のまま、この淫らな光景に見入っていた。やつはさんざん四本の指で開(ぼぼ)を掻き回していたが、頃合いはよしと見た のか、天を突く男根に唾液で湿りを与えると、いよいよ挿入へと取りかかった。大きく鰓(えら)の張った亀頭を女陰に押し当てると女は喘い でのけぞる。魔羅の先端は膣口の抵抗にあっていたが、やつが小刻みに腰をくねらすと、だんだんに頭が没していった。そして完全に亀頭が埋 没する。女はやつにしっかとしがみついた。化け物がゆっくりと腰を沈めると、太く長い剛根が、陰唇を巻き込みながらズブズブと姿を消して いく。

「あっ、あああーっ!」

やつの腰が沈みきる前に、女は脚をひくつかせて気をやった。なんと、挿入しただけでこれである。化け物が腰を 使い出すと、女はもう我を忘れてよがり声を上げ、乱れ始めた。乳首を硬くとがらせて、おさねも完全に勃起させ、全身に鳥肌を立ててよがっ ていた。出入りする巨砲には白濁した淫らな汁がびっしりとまとわりついている。

「ああぁっ、ああぁっ!」

女の喘ぎ声は次第に粘りを帯び、化け物が早腰を使うと切迫したものになった。そして、やつが深く強い一撃を子 宮(こつぼ)に見舞うと、女は全身を痙攣させて激しく逝き果てた。しかし、化け物は休みなく腰を振り続け、女はまたも熱い悦楽の世界へと 引きずり込まれた。大きな業物は延々と膣襞を突き、掻き、こねくり回し、女をとろけさせていた。やがて、やつの律動がまた速まると、女は 腹の底から唸るようにして二度目の気をやった。陰唇からは愛液だけでなく精液も溢れていた。いつのまにか、やつも射精したようだったが、 その魔羅は張りを保ったまま女陰への出入りを繰り返していた。


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