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キスマーク
【女性向け 官能小説】

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☆☆☆☆-2

「優衣と会ったのはこの合併のイメージ戦略のクライアントとしてが
初めてじゃない」

え?

「半年ぐらい前に、優衣の会社が企業向けにイメージセミナーをやっただろ」
「うん。まぁ年に数回やってるよ」
「それに参加した事がある」
「え!そうなの?」
「あぁ」

「ずいぶん生意気な女が企業イメージの戦略方法を
ベラベラと偉そうにセミナーしてるなと思った」
「あっそ!」

偉そうにって・・・仕事です!仕事!

「でもまぁ良く勉強してると思った。
企業の扱ってる商品であんなに戦略方法が違うと思わなかった」
「まぁね」

「でも、そこで別に優衣に興味を持ったわけじゃないんだ」
「あっそ」

「その後、セミナーで教えてもらった食品のイメージの話を思い出して
ウチで輸入してる南米産のワインを仕入れているお店に
営業のヤツと顔を出したんだ」
「へ〜」

私がやってるセミナーも役に立ってるんだと思うと嬉しくなる。

「そこで、お前飲んでた・・・・」

はぁぁぁぁ?

「すぐに分かった。セミナーの生意気な講師だって」
「あっそ!」
「それからあの店に行くたびに、お前酔っ払いだった」
「あっそ!」




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