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エスケープ
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エスケープ-5

食べ終わった食器は戸の中に戻さないと次の食事は出てこない

布団も無く、冷えた体は明かりを浴て暖めるしかない

トイレは無く、用便はシャワーの排水溝に

部屋に大男が入ってくることは無かったが、質素でも暖かいご飯。暖かいお風呂。ペシャンコでも敷布団と掛け布団。普通のトイレ。そして普通の服

それが私を部屋から廊下に出させた

今度は左に進む

湿ってカビ臭い空気がレイプされた記憶をナマナマと思い出させる

恐怖で足が震える

腕で胸と股間を隠し壁伝いにそろそろと歩く

扉に辿り着くとそっと中に入った

埃臭い部屋の中、大男が居ないのにホッとする

部屋の中はやはり倉庫のように家具などが置かれていた

私は無駄を承知で物色してみると毛布を見つけ、喜んで体に巻きつけた

他にはステンレスのコップがあっただけ

椅子を持っていって、大男が来たら叩きつけようかとも思ったが、動き辛いので諦めた

他の部屋にも何かないかと毛布とコップを持って廊下に出る

久しぶりに体に何か纏えて油断したのか、開いた扉の死角に大男がいたのに気付かなかった

体を掴まれた私は悲鳴を上げるが、その口にペニスの先を捻りこまれた

ペニスの首の所だけで口の中は一杯になる

苦しさから、私は食い千切ってやろうとしたが、弾力が強く歯が立たなかった

顎の間接が砕けるくらいに開かされ、舌が喉の奥に落とされそうになるまで押し込まれ、私は窒息で気を失った

気が着くとあの部屋の“日溜り”に転がっていた

喉の奥はイガイガして鼻の奥には精液の匂いが染み付き、股間は鈍痛と乾いた精液でバリバリになっていた

気を失った後に犯されたのだ

部屋の中には見つけた毛布とコップが転がっていた

「なんなの、いったい?」

戸を開けてみると、パンとミルク。そしてソーセージがあった

ソーセージで大男のペニスを連想して吐き気を催したが、空腹が吐き出すことを拒み食べてしまった

「あいつに犯されて気を失うとこの部屋に戻される…。まるでゲームみたい」

自分で言ってハッとした

やられるとセーブポイントに強制的に戻され、そこからやり直し

手に入れたアイテムはセーブポイントに蓄積される

「馬鹿にしてるわ!」

コレはゲームなのだ


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