投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

俺のM女調教日記
【SM 官能小説】

俺のM女調教日記の最初へ 俺のM女調教日記 91 俺のM女調教日記 93 俺のM女調教日記の最後へ

俺のM女調教日記(23)-2

それは昔、俺が淑やかな人妻を調教したときに、眼に涙を浮かべ、
耐え忍んでいた美しい女を思い出させる。

由紀は逝きそうになりながら、細目を開けて俺の眼をみつめていた。
まるで、俺に逝く姿をみて欲しいと言わんばかりに。

その眼が俺の心の中に訴えている。
俺はその時にそう感じたが、それは間違っていなかった。

(佐渡様、由紀を、佐渡様の……)

男と女とには、相性というものがある、心がお互いを惹きつけることだ。
一目惚れ、というのもその内に入るのだろう。

俺と由紀がそうだった。
理屈では無い。

年齢的には、俺と由紀には二回りほどの年齢差がある。
しかし、そのことは男女の間では何の問題もない。

俺は由紀のそのインスピレーションを感じ、その思いに応えた。
(分かったよ、お前を俺の愛奴に譲り受けてやる)



由紀の眼を見つめながら、俺がそれを目で返すと由紀は頷いた。

その後、三、四回ほど由紀をバラ鞭で叩いた後、
俺は由紀の顔に俺の顔を近づけそっと言った。

「俺の愛奴になりたいのか?」

俺は、由紀の飼い主の桜庭に聞こえないように由紀の耳元で言った。

「はい」


由紀は汗ばんだ顔をして嬉しそうに頷いた。

「わかった、後で、桜庭から貰ってやる、それで良いんだな」
由紀は、黙って頷いた。

後は桜庭との話になる。
由紀が、どう言う関係で桜庭の愛奴になったのかは分からない。

桜庭が、由紀を引き渡すかどうかはまだわからない、
後は交渉次第だ。

S男同士で、こういう交渉はよくあることだ。

人によっては金で解決することもあり、愛奴を交換することもある。
信頼がある親しい間柄ならば、そのまま委譲することもあるのだ。
当然それを拒否することもある。



俺のM女調教日記の最初へ 俺のM女調教日記 91 俺のM女調教日記 93 俺のM女調教日記の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前