投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Q氏のハレム
【SF 官能小説】

Q氏のハレムの最初へ Q氏のハレム 4 Q氏のハレム 6 Q氏のハレムの最後へ

平民の日-1

平民の日平民の日がやってきた。先の奴隷の日では“奴隷達の開発“が主な目的で手放しで楽しんでもいられないのである。普段は日中の業務をこなすことと夜はスポーツや娯楽でくつろげる。オーブの日はそれぞれの“主役“が心から快楽を得られると同時にプロファイリングのデータを採られるのであった。性感帯の開発は受身で得られるが、性戯の熟達は各々が努力しなければならなかった。平民にもなると性感帯の開発はほぼ終えられている。従って、データとしては性戯の分野がほとんどとなる。
1対1と1対多のプレイでは体位の取り方は違って来る。間の取り方、お相手への心配り、機転が利かせよう、いろんな意味で経験を積まねばならなかった。半数の奴隷達の役割は主に介添え役であった。ローションを体に塗ってあげたり、道具の手渡し飲み物の準備などであった。またそういう仕事をこなしながら見て技術を盗むのであった。平民の日には貴族も参加した。しかし、貴族は何人かの平民をピックアップして、大広間から特別室に移って行く。
貴族は大勢の奴隷の前ではあまり裸体を晒さなかった。平民のデータは貴族自らが取るのである。またこの日に“例の罰”としてボンデージを経験させたりもした。ハレムの女達にはpervert(変態)という言葉はなかった。快感を伴う戯れはすべて進化と解釈され、最初に覚える違和感は修行の欠如から来るものとされていた。王は女達が進化を遂げる瞬間に立ち会えることを事のほか望んでいた。イオナもイブもそのために綿密に準備をするのである。平民ナオミは以前トラップにハマリ1人の奴隷を自分の部屋に連れ込み貞操帯を外し、欲望を満たした。その罰として1月間の貞操帯着用を義務付けられていた。その間はオーブの日でもただ見ているしかなく悶々とした日々を過ごさねばならなかった。

この夜、そこかしこに快楽の蠢きと吐息が充満する大広間で佇むナオミの元に貴族のお付の者が2人現れ「イオナ様がお呼びです。」とささやいた。“やっとお許しが出るのだわ、、。“ とイオナはときめいた。小さな庭園を貫く渡り廊下の向こうに王と貴族の寝室のある建物がある。その地下室に100平米ほどの部屋があった。貞操帯が外され身を綺麗に清められたイオナの元にイオナとイブが現れた。「貞操帯はなつかしかったでしょう、、? 望むのならいつでも“ハメテ”あげるわ、、。」ナオミは韻をふんでいることに気づかず、答えた。「私が悪うございました。どうかお許しください、、、。」イオナが付き人にい合図すると直美に手錠をかけ三角木馬にくの字に寄りかからせた。足を開いてお尻を突き出す格好になり全く無防備だった。「まずは身体検査よ、、。」イブが妙な形の金属の器具でヴァギナを押し開き中をペンライトで覗き込んだ。感染症の確認であったが以上は見られなかった。ナオミは金属の冷たい感触に“ヒクッ、、。“となったがおとなしくしていた。


Q氏のハレムの最初へ Q氏のハレム 4 Q氏のハレム 6 Q氏のハレムの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前