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Q氏のハレム
【SF 官能小説】

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奴隷の日-1

この日は祝日で“奴隷の日“であった。日本の“子供の日“と同様の主役は奴隷であった。もちろんオーブの日であるから貞操帯は朝から外されている。目上の者の指導の下、どこででも楽しむことができたのである。新参者の17歳と19歳のレイとユリアは3回目のオーブであった。一回目は平民達に幾度となく弄ばれ、その日の夜、“お情け”を頂いた。レイは白人と黒人のミックスであるが色はキャメルである。貫通は痛かったがすぐに体が反応した。さすが黒人の血が流れているとバネが入っているような腰使いである。フェロモンの香りはきつく動物的であった。本能を掻き立てられる何かを王は感じることが出来た。ユリアはブラジルのメスチソである。色はうす茶色でスペイン人と同等であった。2人はいつもいっしょにいるので王もまとめて“情け”を与えていた。この娘もすぐに男根に馴染み、王のリードするまま騎上位で果てた。フェロモン臭は少しフルーティーであった。2回目はやはり平民によるセックスの嵐でその日は2人とも4度プレイをした。アナルの快感はこの日に教えられたのである。

さて、3回目の今日はもうメニューが決まっていた。貴族イブが3回目以降の奴隷達のために前もって考えていたプランであった。
小悪魔的な平民達がやってきて命じる。「レイ、ユリア、大広間に来るのよ。」「ハイ、、、。」「ハイ、、。」大広間ではすでに数人のグループができていて、赤いネックレスと銀色のネックレスの比は2:4であった。ある者は手足を縛られバイブを陰部に押し当てられ、ある者は顔面騎乗されていた。目上の者には逆らってはいけない不文律があるので奴隷は従わざるを得ない。平民とて無茶な強制はしない。そのあたりのさじ加減ができてこそ昇級に至っているわけである。ユリアはすでにこの光景に目が輝き動悸は速くなっていた。レイも下半身の芯が盛り上がるような感覚を覚えていた。
中央にビニールのマットレスがある、表面にはローションが光っていた。

「今日のお相手は誰だか分かりますか?」丁寧だが、皮肉な笑みを浮かべた平民が問う。

「平民さま達では、、?」「そうですよ。私たちも楽しませていただきますけど、その前にお相手して下さる方がいますわ。」

まさか、貴族さまでは、、、と2人は顔を見合わせた。貴族さまは憧れの存在であり、雲の上のお方であった。
「あなた達がもっとお互いをよく知り合えるように、イブさまが手配してくださいました。」

「えっ、、、。」「それって、、。」

「もう分かりましたね。どうぞ始めて下さい、、、。」

いつも仲良く身近にいたけれど、そういう感情はまだ抱いたことがなかった2人であった。愛とか恋とかそんなものがなくても快楽は得られるものであることは分かっていた。しかし、お互いに刺激しあうことはさすがに恥ずかしかった。


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