匂い-8
翌日、尚美を見る向井と香川の目つきがいつもとは違かった。柳川の隙を見て話しかける向井。
「尚美ちゃん、今日柳川と3人で飲みに行かない?」
そう言った向井の表情から下心を感じた尚美。だてに男性経験は多い訳ではない。
「梨田さん、お喋りしたわね…。もう〜。でも今日の夜は空いてるからいいですよ?」
そう言って向井の耳元で囁く尚美。
「3Pですか?♪」
話が早い。
「うん。いい?」
尚美はウインクしながら言った。
「柳川君には絶対内緒ですよ?」
「勿論!」
向井は仕事が終わった後、駅前の居酒屋で待ち合わせの約束をして尚美と別れた。そしてすぐに香川のもとへ行く。
「尚美ちゃん、オッケーだって!今夜は3Pだぜ!?」
ニヤ〜っと笑う香川。
「よっしゃー!今夜はヤリまくるぞ〜!!」
昨日の淫臭から頭がやられっぱなしの香川。もう待ちきれなくて仕方なかった。仕事を終えると直行で居酒屋に行った。
この日は本当に残業しなければ終わらない仕事が入ったのは梨田だった。昨日汚した制服を着て仕事をする川来優美の姿を見て1日ムラムラしていた。
(ついでにお楽しみもやっちゃおうかな…。)
今日もロッカー漁りを楽しむつもりでいた。就業時間が来るとすぐに他の行員達は帰って行った。梨田は1人残り仕事をこなす。
20時になるとようやく仕事が片付いた。
「ふ〜!今頃香川と向井は尚美ちゃんと3Pか。いいなぁ。俺も川来とセックスしたいぜ!いや、やっぱ奈緒さんだな…。あの何とも言えない妖しい肉体でいやらしいセックスするんだろうなぁ…。」
梨田は奈緒のデスクに歩み寄り匂いを嗅ぐ。
「やっぱいいなぁ、奈緒さんの匂いは…。」
大きく吸い込む梨田。そしてな奈緒の尻が密着する椅子の部分に鼻をつける。
「どんな匂いするんだろうなぁ、奈緒さんのオマンコ…。ハァハァ…」
興奮して勃起させてしまう。
「おっとイケネー!奈緒さんを汚すのは最後だ。我慢我慢。さて今日は…。ヒヒヒ。」
梨田にはやりたい事があった。立ち上がり歩き出し女子更衣室に向かった。
更衣室へ入ると梨田はそれぞれのロッカーを漁り薬用リップを集めた。先端を出し並べる梨田。
「あの女どもの唇に俺の精子が…、ハァハァ…」
優美の制服をオカズにリップに向けて射精した梨田はそれぞれの先端部分に精子を付着させた。
「知らない間にみんな俺の精子の味を知る事になるんだな。ヘヘヘ!」
そう思うとすぐにまた勃起してしまいそうなぐらいに興奮した。