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ピノキオ
【その他 官能小説】

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妖精-2

このままでは一人の少年の心が壊れてしまう。俊太の布団を敷きながら美鈴は悩んだ。考えても考えても良い考えが浮かばない。必死になってかつて自分が中学生の時に男子が話していた事を思い出していた。
なにを思いついたか、夕食の肉じゃがと冷蔵庫から袋を取り出し優斗の部屋に向かった。

畳の上で優斗は崩れたままだった。由里子が写った写真が散らかっている。
美鈴は優斗になぜ写真を持っているかを訪ねた。優斗の話では一ヶ月くらい前に差出人不明の手紙が届き、由里子が開封しないので、一週間前に優斗が開封したらしく、由里子は写真の事をまだ知らない様である。美鈴は優斗を抱きしめて優しく話を続けていった。

「お母さんにもきっと事情があるのだろうけど、ショックだったよね。可愛そうに。」頭を撫でながら優斗をなだめた。
少し落ち着きを戻した優斗に肉じゃがを食べさせた。

「食べ物が喉を通れば大丈夫!」明るく美鈴が言う。続けて心のケアを試みた。

「ゆうと君も大きくなったんだね〜。悩んだり、苦しんだり、、思春期はちょっとキツイ問題だよね。」
「ねえ、聞いていい?あの写真見てどこに興奮してたの?」思い切った質問をした。

「・・・・」無言の優斗だった。美鈴は頬と頬をつけて更に聞いた。

「お母さんのセックスしている姿に興奮したの?お母さんのことも女の人に見えるのかなぁ?」

「違う!違うよ。そうじゃない。分んないけどそうじゃない!」優斗は強く否定した。同時に胸がドキドキするのを感じていた。

「苦しいよねー。もしかしたら男としてじゃない?この男が許せないのじゃないかしら?」
優斗の息の乱れが治まってきた。正解のようであった。

「私もこう言う大人たちは大嫌いよ。でも、仕方ないのよね。悔しいけどしょうがないの。早く大人になれるといいのにね。」美鈴の言葉に優斗は嗚咽した。いっぱい泣けばいい。美鈴は抱きしめたまま優斗を泣かせた。

「さて、いつまでも負けてられないでしょ?強い男の子にならなくちゃ。」そう言って優斗を座らせた。

「この写真は私にちょうだい?男の子はこんなの見てオナニーしちゃ駄目。もっと好きな子とか考えてしなくちゃ。何かないのかな?興奮する事。」

「好きな人はいるけど、、。」優斗の言葉に美鈴は自分の名前が出てこない事を祈った。

「じゃ、その人のどこに興奮する?胸?お尻?それとも、、?どこ想像するとおちんちん大きくなる?」

「えっ、あ、えー、、、、」すでにパジャマが膨らみ始めていた。

「じゃあ、今日は私をその人だと思ってパンツ脱いで。」

「えっ、そんな!えっ、」

「大丈夫。何もセックスするわけじゃないから。」そう言って美鈴はスカートのポケットからスーパーの袋を出した。
「ほら、私が足広げるから来て。」そう言うと写真の由里子と同じポーズをした。写真の刺青の男と同じことをさせて自信をつけさせようとしたのかもしれない。
「こっち来て。」優斗を誘いパンツを脱がせた。そのまま優斗が美鈴に重なっていく、反り返ったペニスを美鈴は優しく握った。
「ごめんね。まさかセックス出来ないし、これで我慢して。」そのままペニスを自分の股間の方へ導く。優斗のペニスが生暖かく柔らかい物に当たった。
「いいよ。そのまま。」手を動かしてはいけないと思っていても、美鈴の手はついついペニスを上下にしごいてしまった。自然に生暖かい中にペニスが入っていく。

「いい気持ち。なに、何してるの?」美鈴に乗りかかり優斗は聞いた。

「こんにゃく。こんにゃくよ。昔聞いたことがあるの。男子がオナニーに使うって。」美鈴は左手でこんにゃくを上下に動かした。
「ね。いいから好きな人の事考えて。思い切って腰を上下させてみて。」右手を優斗の背に回した。

「美鈴さん。」優斗が激しく腰を振った。こんにゃくが裂け、ペニスが弾け出てしまった。
「あっ、駄目ね。はみ出しちゃってる。」左手は直接ペニスを握ることになった。ゆっくりとしごいた。優斗の息が荒くなってくる。熱くなったペニスが手の中で脈打つ、美鈴にとっても2年ぶりの男性自身である。しかも、既に美鈴自身の直前にあるのだ。
イタズラ半分でパンティーの上からペニスを当ててみた。ジュンとした感覚とともに愛液が出始めているのを感じていた。「もう駄目。降参。我慢できない。」そう思い美鈴は手を離し、身体を起こした。このまま終わらせては、優斗が自信を喪失するだけでなく、美鈴の興奮が治まらなくなっていたのである。


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