A夏帆の性欲-4
タフのピストン運動がさらに激しくなり、すると夏帆はあっという間に登りつめた。
夏帆の身体はタフのペニスの味わい方をすっかり覚えたようで、実に容易くオーガズムに行き着くようになっていた。
人間の味を知らない夏帆の身体は、タフのペニスに染められて、確実にタフのためだけの身体になりつつあった。
夏帆をそのことを薄々だがわかってはいたが、まだ認めずにいた。夏帆にはそのことを認めるだけの勇気はなかった。
『私は人間、タフは犬。犬と人間がセックスするのはおかしい。』
夏帆に残る当たり前の常識がタフのメス犬になることをためわしている。しかし、夏帆の身体はすっかりタフ専用のメスに仕上がってきている。
完全に仕上がってしまたっとき、どうなるんだろう…。
夏帆の不安と戸惑いは絶頂を迎える度にどこかへいってしまう。そして、タフは腰を振り上げ、夏帆の不安と戸惑いを打ち砕いてしまう…。
夏帆のオーガズムに合わせて、背中がエビぞりになっていく。生理現象だから仕方ないのだが、タフにはそれが不快らしかった。
メスが抵抗している、タフはそう思っているに違いなかった。
グルルッ…!!
タフは低い唸り声を上げながら、夏帆の反り返った背中を押し返し、オーガズムで痙攣する夏帆の膣をムチャクチャに掻き回す。
夏帆はタフにムリヤリ押し返された上、タフからの新しい刺激を加えられ、呼吸もままならない状態になっていた。
(苦しい…)
夏帆は息苦しさを感じ、思わず頭を横に向けると、そこにタフの顔があった。
野獣のような顔だった。夏帆は自分勝手にメスを犯すオスの表情を見つめながら、自分が今、自分の飼い犬のメスになったことを改めて実感する。
ムリヤリ抑えつけられ、呼吸もままならない状態なのに、ひたすら犯され続けている。夏帆は奇妙な陶酔感を覚えていた。飼い犬と同じ線上で交じり合い、オスとメスの関係になっている事実が、夏帆を酔わせていた。
夏帆がそんな事実に酔いしれている頃、タフのペニスに変化があった。
最初、夏帆の膣口に僅かな違和感でしかなかったのだが、今や。夏帆の膣口よりも大きくなっている。
(射精が始まる…)
夏帆は来るべき時を待っていた。夏帆がそんなことを思っている間も、肉瘤の膨張は止まらない。まもなくタフの肉瘤は膨らみきって、夏帆の膣内にガッチリ収まった。