指南役選任-2 かくして多田松蔵は剣術指南役として任じられ、同時に多田琴音の婿として多田の屋敷に住むこととなった。 物語はこれで終わりだが、この後無角と監物が2人を焚きつけ、夫婦の契りはたった一度では駄目だと、何度も繰り返してするように指導を強化したとか。 お陰で多田家には沢山の子どもが生まれ後継ぎにも欠くことがなかったということだ。 完