@夏帆の性欲-1
18歳の夏帆がインターネットで官能小説を読み始めたのが事の始まりだった。
夏帆はネットで官能小説を読み始めて日が浅く、性的な知識もそんなに持っていなかった。ただ年頃のなのか、Hな事への好奇心は大きく、毎晩のように様々なジャンルの小説を読んでいた。
今日も夏帆はジャンル一覧を眺めながら、どの小説を読もうか品定めをしていた。やがて、あるジャンルが目を引いた。
『獣姦』
(動物同士の交尾ってこと?こんなの読んで興奮する人なんているの?)
夏帆はそんなことを思いながらも、リンクをクリックすることにした。
夏帆は小説を読み始めてすぐ、このジャンルが人間と動物のセックスがテーマだということに気が付いた。
(やだ、変なの…。こんな気持ち悪いことする人なんていないよ…。)
そんなことを思いつつ、夏帆はどんどん小説を読み進めていく。そして、その小説を読み終えるとすぐに、ふたつ目の小説を読み始めていた。
夏帆の興味はどんどん増していく。ふたつ目を読んですぐにまた新しい小説を読み始める。そうやって、いくつもの小説を読んでいるうちに、いつしか夏帆はこのジャンルにに夢中になっていた。
この日の晩も、夏帆はアダルト小説を読みあさっていた。
(…ん、なにこれ??)
その中で、夏帆は今までとはジャンルの違う記事を見つけた。
『ペットの犬と愛し合う方法』
夏帆はその記事を見つけるとすぐに読み始め、何度も読み返していた。
(ほんとにこんなことできるの?……気持ちいいのかな…?)
夏帆はいつしか真剣に考え込んでいた。夏帆はその記事を何度も読みながら、獣姦をしている自分を想像しているうちに、どんどんと興奮を昂ぶらせていった。
(…試してみようかな?)