起きなさい-3
止めどなく溢れる愛液が僕の指や手を濡らし、動かす度にチュクチュク…と卑猥な水音を部屋に響かせた。
下着を取り去り、今度は中指と薬指二本で膣内をかき混ぜながら、左手で恥丘の薄い茂みをまさぐり熱と滑りを帯びた割れ目を開くと、硬く膨らむ桃色の蕾。
僕は唇をつけて軽く吸い上げながら、舌先で蕾を舐め転がした。
「っはっ…やぁあっ…ん！…」
硬くなり敏感になった蕾を舌先で弄ばれ、激しい快楽の波に襲われたのか、美羽は腰を浮かし気味にして、膣内の僕の指をを激しく締めあげ、大きな喘ぎ声を漏らした。
膣内からとめどなくあふれる蜜と僕の唾液が混じり、指を出し入れする毎に、とろみを帯びた淫靡な水音はさらに大きさを増し、グレーのシーツにポタリ、ポタリと卑猥な染みが滲んで広がっていった。
美羽の息が浅く速まり、足が小刻みに震え、快楽に溺れるように浅い息と共に鼻を鳴らすような甲高い鳴き声を漏らす様は、僕の征服欲を心地良く刺激し、更なる興奮を煽った。
淫らな蕾に激しく吸い付き、舌先で小刻みに刺激し、中を激しく掻き回すと、
「ぃ…ぁああっ！ ゃ…ぁ――っ！」
美羽は余裕のない半ば悲鳴混じりの喘ぎを発して、 体を強ばらせた。腹の内側を引っ掻くように右の二本の指を激しく出し入れしながら、左手で硬く突起した胸の先端をつまみ上げ、捏ねるように弄ぶと、美羽の体はますます硬直し、膣内がキュウキュウと蠢き僕の指を激しく締めあげた。
それがみの絶頂の間際だとわかり、僕は、
「ああ…美羽ぅ…凄い…締まって、指が…きつい」 「あっ、あっ、い、あ…っ、ぃ…っ…ちゃ…ぃ…っちゃ…」
まるで譫言のように美羽は掠れた声を上げた後、
「ぁぁあっっ……ぃ――！」
体を激しく強ばらせ、息を詰めた後、体の力をガクリと失わせ、浅く短い呼吸音を部屋に漂わせた。
美羽の顔を見ると、虚ろな表情で目を開けて気だるそうに天井をぼんやりと見つめていた。