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眠り姫
【兄妹相姦 官能小説】

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目覚め-1



美羽の顔を見ると、虚ろな表情で目を開けて気だるそうに天井をぼんやりと見つめていた。

「やっと目、開けたか…」
「…最低…。実の妹にこんないやらしい事して…」 「お、お前が寝たフリを止めないからだろ…」

どんな言葉を向けようとも、実の妹にここまでしてしまったという事実は覆らない事は十分わかってるし、僕の行為に艶かしい喘ぎを漏らし快楽の絶頂に達して果てた美羽だって、その事実を体で十分に知っただろう。
無理矢理そう思う事で強引に開き直り、冷静な振りをして言い訳にならない言い訳の言葉を美羽に向けると、

「…だって、寝たでもフリしなきゃ…妹の私なんかにこんな事してくれる勇気なんて、お兄ちゃんにはないじゃん…」

「ぇっ…!」

美羽は潤みを帯びた瞳を向けて、パンツの中でいきり立つ僕の欲棒の裏筋を指先で撫であげた。

「…ほんとはね、ずっと、お兄ちゃんとこうしたかったんだ よ…」

美羽は僕のパンツを下ろして、反り立った棒のサオを柔らかな手で握り、

「ん…」
「――っあっ!」
「ずっと…ずっと…お兄ちゃんと…したかったんだから… 」

破裂しそうに膨れて、先走りの液濡れになった僕の棒の先端を口に含み、吸い圧を与えながら敏感な鈴口を舌先で舐め回し刺激してくる。

「彼氏とえっちしてても、目を閉じて頭に浮かべてたのはいつもお兄ちゃんだったんだから…」

「み、美羽…」

背中の奥からゾクゾクと這い登ってくる快楽と、妹に性の対象者、一人の男として望まれた事への悦びと禁忌を犯す背徳感からの興奮とが入り混じり、うわごとのように美羽の名前を呟く事しかできない僕に、

「お兄ちゃん…のぉ…、すごい、おっきくて…ん…おいひ…」

顔を赤らめて息を荒くし、目をとろんとさせ、チュバチュバと卑猥な音を立てながら、尋常じゃないほどに勃起してしまっている僕の肉の棒を口一杯にほお張る美羽を感じて、早々に射精感が込み上げてしまった。

「あっ! っ…み、美羽っ…、そんなに…したら気持ち良すぎてマジヤバい…って」

「んっ…はむぅ…ん…だっ…て…んはっ…」

余裕のない僕の態度とは裏腹に、美羽は喉奥までくわえこんでは吸い上げながらの激しいストロークで、僕に狂いそうな程の快楽を与えてくる。
だけど、こちらも簡単にはイキたくない。 もっともっと乱れた美羽を堪能したいから。

「美羽…お願い、こっちにおいで…。二人で一緒にいっぱい気持ち良くなろうよ…」

そう懇願の顔を向けて、美羽の細い肩を引き寄せた。 僕の上に乗せる形になり、激しく舌を絡めたキスを交わしながら衣服を全て脱がせると、

「…寒くないか?」
尋ねたら、美羽は小さく
「うん…」
と返事をして、 僕を見下ろして恍惚とした表情で小さな笑みを浮かべて、更に深いキスをねだった。

「んっ…ふ…ぁ……」
「んっ…んっ…みぅ…ぅ…」

吐息混じりに濃厚に絡め合う舌の感触に頭が痺れを帯びる 。 美羽の豊満で張りのある、しかし柔らかな乳房に手を埋めるように揉みし抱きながらの深いキスは、たとえようのないほど気持ち良くて。

「ぁぁ…、美羽…、美羽のキスもおっぱいも…すごい気持ちいい… 」
「んっ…、あっ…ん! お兄ちゃんの…手…やらしい…よぉ…」
「やらしいのは…嫌か…?」

美羽の硬くなった胸の先端を指の間で優しく挟み摘まみながら乳房を捏ね回すと、

「やっ…じゃない…けど、そんな…やっ…気持ち良くて…あっ! またおかしく…なっちゃ…う…」

快楽と羞恥でか細く震え、薄紅に染まる美羽に、

「かわいいよ…美羽、もっとおかしくなって…」

起き上がり、体を包んで首筋に唇を這わせ、そう囁くと、

「はあっん…! お兄ちゃんのぉ…、いじわるぅ…」

濡れそぼった下肢をゆっくりと捩らせて、もどかしそうな、切なげな声をあげた。

「下も気持ち良くなりたい?」
僕は美羽の体を抱き、背中から抱き包む形に移動して、美羽の陰部に手を伸ばした。

「やだよぉ…こんな…格好…」
「ほら見て…、僕の指が美羽の中に入ってる」

左指で胸の先をこりこりと摘まみながら、右手の指腹で美羽にも見えるように膣内の肉壁をゆっくりと味わうように出し入れを繰り返すと、

「ぁぁ…んっ…っ、はあっん! や…だ…お兄ちゃんの… やらしい指ぃ…、見えち…ゃう…」
「すごいよ…美羽の中…きゅうきゅう締まってる。指でもキツい」
「やだっ! そんな恥ずかしい事言わないでよぉっ!」
「あっ…! ヤバい…どんどん締まってく」

膣内からどんどん蜜が溢れ、指をスライドさせる度淫靡な水色を醸し出す。
膣内をかき回しながら、親指で硬くなった秘芯に弧を描くよう刺激を与えると、

「ああっ! やっ…だ…また…あっ! あっっ! き…きちゃうよおっ!」

美羽は、相当感度が良い体なのだろう。早くも再度絶頂を迎えようとしている。

「美羽…いいよ…僕の指でイッて…」

僕の言葉に、

「やだっ! やぁだっ! あっ!  あっ!  やあっ! お …兄ちゃっ…!」

「ああ…、美羽…可愛いよ…」

「っ――! ぁ…ん…ぁ、ぁ…」

美羽は僕を呼び、再度達してしまった。
ぐったりと僕に身を預ける美羽を横にして、

「美羽ごめん。そろそろ僕ももう我慢できないから…」
美羽の両足を開き、破裂してしまいそうに硬くなった肉の棒を美羽の陰部に押し当てた。

「お兄ち――」
「ねぇ美羽、お兄ちゃんはやめて、ちゃんと僕の名前を呼んでくれないかな?」

たとえ束の間でも、体だけではなく心もひとつに繋がりたい。
妹とセックスをするという好奇な遊戯欲を満たすのではなく、美羽を一人の女性として好きだと心から感じたかった。


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