秘密の出張-2
先輩のスカートは直すことも出来ないまま柔らかなお尻が僕を刺激する。なんだか下半身が痛い‥‥ズボンの中で僕の分身が変身を始めた。
(ダメだ‥‥やめろ!)
僕は分身に言い続ける。だけど綺麗な先輩の香りが僕の本能に火をつける。
(どうしよう!?痛ててっ‥‥)
変身は止まらない。激痛が走る。
「うぁっ‥‥」
その瞬間どういうわけか痛みがなくなった。何が起きたのか分からない。ふと密着している先輩の上半身がビクビクしているのを感じた。
「‥‥?‥‥先輩?」
『‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥』
僕は青ざめた。すっかり変身を遂げた僕の分身はトランクスの窓を抜け、あろうことか牧野先輩の太腿の間に突き刺さっている。
(あぁぁ‥‥!?)
この電車に乗る前に立ち寄ったトイレ。急いでいるあまりズボンのチャックを‥‥。
『‥‥ふぅ‥‥ん‥‥』
身動きの取れないなか先輩は体をよじる。僕の分身はその刺激にメリメリと前に突き進む。どうすればいいのか分からない。ただ僕は分身を叱りつけ説得を繰り返すしかない。こんな時にこいつは‥‥。平均よりも長い分身が複雑な感情をもたらす。いいのか悪いのか‥‥。
『あっ‥‥!!』
先輩のほんの小さな吐息は僕にだけ聞こえた。言うことの聞かない僕の分身が別の生き物のようにうねると牧野先輩は一瞬顎を突き出したように見えた。
「へっ?」
硬く張り出した肉厚な先端がパンツの隙間から強引に侵入し先輩の裂け目をつついている。
ビクン ビクン‥‥
牧野先輩は小刻みに奮えた。電車の揺れとは違いそれははっきり僕に伝わった。何やってるんだ僕は‥‥強烈な罪悪感が襲いかかる。しかし先輩のアソコはまるで誘っているみたいにすぐに潤い分身を滑らせる。やはり身動きの出来ない状態ではどうすることも出来ない。先輩はどう思っているんだろう?ふと気になるが目の前にあるのは後ろ髪、どんな顔をしているのか分からない。
ガゴンッ‥‥
「うぅっ‥‥」
『‥‥ぃっ‥‥』
すれ違った電車の風圧に真後ろのドアが響くとビックリした僕は思わず腰をビクリとさせた。その瞬間から僕と先輩は息を押し殺した。肉厚の先端は牧野先輩の裂け目を抉じ開け、分身が半分程沈む。
『新人君‥‥!?』
牧野先輩は左下の方に俯くと小さな声で僕に問いかけた。
「す、すいま‥‥せん‥‥」
罪悪感に襲われる天使と本能に従う悪魔が頭の中で混在する。僕は牧野先輩にただ謝ることしか出来ない。引き抜くことも縮めることさえも出来ないのだ。早く駅に着けばと願うが少なくともあと10分以上は走り続ける。目を閉じて考えていると僕に快感の波がやって来る。擦れていく感触と絞めつける感触が交互に訪れた。「えっ‥‥」
目を開くと牧野先輩が電車の揺れに合わせるようにユラユラと腰を揺らしている。
「せっ、センパイ‥‥!?」
思考が停止した。先輩の濡れた肉壺には僕の分身がすっかりと馴染んでいる。窮屈な体勢ではあるが明らかに牧野先輩が故意に体を揺らしているのだ。
『新人‥く‥ん‥‥?』
先輩はまた左下に俯き小さく呟いた。
「えっ‥‥」
僕の頭の中で天使が悪魔に弾かれる。本能に従う悪魔は僕の体を支配した。気づけば僕は足を少し開き中腰でドアにもたれている。先輩の奥にすっぽりと収まる僕の分身。互いに揺らす動きが快感をもたらす。