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秘密の出張
【OL/お姉さん 官能小説】

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秘密の出張-3

「気持ちいぃ‥‥はぁ、先輩っ‥」
『フン‥‥ウゥゥ‥‥』
先輩の乱れた鼻呼吸。ガダガタと揺れる電車の音は僕と先輩の呼吸を掻き消した。それどころか乗客は誰も二人の世界に気づいていない。
「ぁぁ‥‥はぁ‥‥」
牧野先輩の中は温かい。これでもかと絞めつけてくる感覚に僕も腰を揺らして抵抗する。張り出した肉厚の先端がさらに先輩の肉壺を擦り付けると先輩は必死に声を我慢する。
『フゥ‥‥フゥンン‥‥』
お尻を突き出して背中を仰け反らせながら先輩は首を左右に小さく揺らしている。その姿が僕の興奮を加速させる。
「はぁぁぁ‥‥ぁぁぁ‥‥」
『‥‥ンン‥‥ウゥン‥‥新人君っ‥‥すごぃ』
快感に目蓋が閉じる。目立たないよう気にしながらも大胆に牧野先輩を突き上げる。絡み付き擦れる感触がたまらなく気持ちいい。この時間はしばらく続く。続いていくうちに快感を求め続けてしまい、時間をすっかり忘れていた。
「ぁぁ‥‥先輩っ‥‥僕もうダメです‥‥」
『‥ンア‥‥アア‥‥ハァッ‥‥私もっ‥‥』
先輩も僕と同じようだ。痙攣するように僕は小刻みに揺れてみる。
「ンンンン‥‥‥‥くぅっ‥‥」
先輩の左手が僕の左足に触れた。もう近い。
「ダメです‥‥先輩っ!もう‥‥」
『‥‥‥‥‥‥くぅぅ‥‥!!』
ついに訪れる。
ビクッ ビクン ‥‥ ビクン
牧野先輩が痙攣した。僕は焦る。引き抜けないのだ‥‥もう果てる‥‥。
「ふわぁっ‥‥!!」
波が押し寄せ呑み込まれようとした瞬間僕は膝を曲げる。
「うぅっ‥‥!!」
ドピュッ ドピュゥ‥‥ドクン ドクンッ
間一髪、肉壺から分身が抜けると牧野先輩の太腿に挟まれ僕は溜め込んだ欲望を放出した。
ガタッガタッ ガタンガタンッ
果てた直後、耳に電車の音が鮮明に響いてくる。周りの乗客が急に気になった。少ししゃがんだ僕に誰か気づいたのではないか、見られてしまったのではないかと。でも誰ひとり気づいている乗客はいなかった。頭の中に天使が舞い戻ると、また罪悪感が僕を襲う。牧野先輩の太腿の間で元の姿に戻ろうとする僕の分身。幸いスカートの中で発射したものの、僕は牧野先輩に取り返しのつかないことをしてしまった。牧野先輩が気になる。
『‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥』
よく見ると先輩は肩で何度も大きく息をしていた。車内のアナウンスが目的の駅への到着を告げる。しばらく無言でじっとしていると僕の分身はトランクスの中へと静かに隠れた。そして背中のドアがようやく開く。僕は押し出されるようにホームに足を着くと窮屈な体勢を強いられていた先輩もホームに解放される。降車する乗客に追いやられるように僕と先輩は通路を歩く。階段の手前で先輩が急に振り返った。
「ごめんなさい‥‥」
怒られるのを覚悟した僕は先輩に真っ先に謝った。牧野先輩の手が上がる。自分が悪いのだから殴られても仕方ない。僕は目を閉じると、頭に柔らかなタッチが2回続いた。何かと思い目を開けてみると先輩が笑いながら頭をポンポンと叩いていた。
「へっ?」
『新人君‥‥すごいんだねっ‥‥でもねっ‥‥内緒だよ‥‥』
そう言うと牧野先輩はフラフラとしながら階段を上り始めた。先輩はどうやら僕の分身に満たされてしまったようだ。
「大丈夫ですか?先輩」
僕はそっと先輩の腰を支えて階段を上った。優しい牧野先輩に僕はますますメロメロになっていく‥‥





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