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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈哀肉獣・喜多川景子〉-8

「う…うあッ!!」


その叫びには怯えが混じっていた。
必死に迫り来る恐怖と闘い、女の敵になど負けまいと自らを奮い立たせる女刑事の“思い”が、そこには満たされていた。

犯罪者の“悪戯”など稚戯にも等しく、取り合うに値しないとでも言いたげな態度は、しかし、僅かながら綻びを見せ始めていた……。


「痛…ッ!!て、テメェ……」

『楽しいわぁ……とってもワクワクしちゃう……』


部下から渡された麻縄を持ち、タムルは景子の頭上にあるチェーンブロックに縄を掛けて引いた。
1メートル程の長さのビニールパイプを尻尾のように垂らし、立ち膝の姿勢で棒立ちにされた女刑事……その瞳は涙をいっぱいに湛え、それでもまだ鈍る眼光を精一杯に煌めかせ、タムル達を睨み据える。


『あぁん…その強気な顔が、とっても素敵……ウフフッ……ゾクゾクしちゃっておチ〇チンもビンビン……』

「き…汚えモノ出すんじゃ……やめッ!!やあぁッ!!!」


タムルは景子の目の前に立つと、いきなりズボンを脱いで自身の肉棒を曝け出した……毒蛇の頭のように鋭く張ったエラは巨大に膨れ、それは麻里子や架純に勝る極上の獲物に興奮した捕食者の毒牙そのものだ……。


「く、来るんじゃねえッ!その汚えの、くっ付けんじゃねえよぉ!!!」


毛むくじゃらな陰嚢をブラブラと揺り動かし、背後に回り込もうとするタムルを目で追いながら景子は叫んだが、その歩みは止まらない。
タムルは背後から身体を密着させると、髪の掻き上げられた項(うなじ)に舌を這わせ、両手を腹部に回して抱き締め、優しく摩った。


『……さっきから聞いてるけど、随分と乱暴な言葉遣いねえ?その割に声が震えてるわよ?……怖いんだ?』

「こ…怖いとか…ッ!!…き…き…気色悪いだけよッ!!」


熱く、ゴツゴツとした感覚が丸出しの臀部に当たる。
この凶器に麻里子ですら打ち負かされたのだと、景子は恐怖した。
背中に引っ付いたタムルの胸元を引っ掻こうと爪を立てるも、革袋が邪魔をする。
唯一の攻撃は口しか残されてはいない。

防戦一方の景子……いくら頭髪で吊られているとしても、顔を横の方向に向けて振る事だけは可能。
しかし、それでもタムルはしつこく舌を伸ばし、逃げ回る首筋を追いかけ回す。その拒絶の中で舐め回される嫌悪感と、いつ秘穴の中に指が潜ってくるか分からぬ恐怖に景子は怯えていたのだ。

貨物船の中で金髪鬼に何度も聞かされた麻里子へのタムルの凌辱。
その異常な行為が、景子の頭の中をグルグルと回っていたのだ。


『ウフッ……「怖い」「助けて」ってお願いしたら、助けてやらなくもない…かな?』


タムルの指は景子の腹部から離れ、スーツのボタンを外し、Yシャツのボタンまで外しに掛かる。
そしてジットリと汗ばんだ腹部が、少しずつ露わとなっていった。



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