〈哀肉獣・喜多川景子〉-25
「や"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ッ!!!」
八代のより熱く、そして大量の精液が子宮を膨らませた……もう体力は搾り取られたかのようで、奇妙な浮遊感を感じながら動けなくなっていた……。
『……何よ、まだ終わってないわよ?』
タムルは肉棒を引き抜くと、持ち上がったままの景子の尻肉を掴み、割れ目を開いた。
肉棒の感覚を忘れられないのか、肛門はピクピクと痙攣を起こし、その周囲には肉棒に掻き出された糞が、ドーナツ状にこびり付いていた。
『……お尻の穴も玩具で虐めた方がいいかしら…?』
タムルは部下から串ダンゴのような玩具を受け取ると、そのグリップの底を外して玉状の金属バイブを放り込んだ。
その串ダンゴは空洞な金属製で、内部に放り込まれたバイブが弾けて不規則な振動を発していた。
タムルはその肛門玩具を持ちかえ、景子の肛門に近付ける……と、突然に扉がノックされ、サロトの部下が姿を現した。
『タムル様、サロト様がお呼びです』
せっかくのお楽しみを邪魔されたタムルは、睨むように部下を見据えて威圧的に胸を張った。
『呼んでるって貴方……今、私は忙しいのよ……』
不機嫌なのを隠そうともせず、タムルは部下に詰め寄った。
気圧された部下は少し後退りしたが、サロトからの命を告げなければと背筋を伸ばした。
『あの……それが……春奈を一緒に虐めて欲しいと……』
『……はあ?』
部下達もタムルも、その言伝てに驚いていた。
サロトは気に入った牝を他人に触れさせる事はなかったし、しかも春奈はサロト御指名の花嫁だったはず。
それに対面した時、確かにサロトは春奈を気に入っていた様子だったし、とても手放すとは思えなかった。
だが、タムルから見ても春奈は可愛らしかったし、誘いを断る理由もない。
それにタムルには、何かピンとくるものがあった。
『直ぐに行くって伝えておいて』
タムルは得心した様子でサロトの部下に伝えると、今度は自分の部下に“これから”を伝えた。