〈哀肉獣・喜多川景子〉-14
「く、クソォ!!外せよ、この変態オヤジィ!!!」
バイブは両胸の乳首に噛み付き、重力に任せて下に引いていた。
僅かな膨らみだけの胸肉から、乳輪を引き伸ばして垂れる様は無様に過ぎ、その変態的な装飾を施された姿は、タムルの瞳の中で悶えるのみだ。
「や…やめろッ!!こんな物が……んぎひいぃッ!!!」
タムルがバイブを捻ると、無機質な振動音が鳴り響き、それに呼応するように景子は顔をしかめた。
微細な、そして強烈な振動が乳首と乳輪を襲い、その刺激に景子は呼吸を詰まらせて藻掻いているのだ。
タムルは苦悶する景子の顔を嬉しそうに眺めると、前に回り込んで股間の前へとしゃがみ込んだ。
もちろん、その手には、部下から渡されたバイブが握られていた。
『虐めて欲しいお豆ちゃ〜ん出てらっしゃい?あら、イイ子ねえ〜?』
「や、やめッ!?はぎいぃぃッ!!!」
悪戯に肥大していた秘豆に、タムルはバイブを噛み付かせてブラ下げ、振動させた。
胸と股間に銀色の金属玉をブラ下げ、肛門からはビニールチューブを伸ばす……それはこれまでの景子の姿とは掛け離れた痴態であり、誰かが救助に来なければ、この鬼畜達が外さない限り、いつまでもこのままでいるしかない……再びタムルの手には冷たい輝きが手渡され、景子の瞳に怯えが見えた……。
『コレを着けたらほぼ完成……ウフフ……ゾクゾクしちゃう……』
「!!!!」
タムルが景子の目の前に突き付けたのは、カップが金属で出来たブラジャー。
内側には上下を分割するような板があり、それは胸肉に当たらないように丸く抉られていた。
「ふぎぎッ……も、もうやめろよぉッ!!ぶっ殺すぞ、テメェらあ!!!」
タムルの指示でチェーンブロックは操作され、景子の頭部を吊っている縄は弛みが出来た。
そして部下は暴れる景子の髪を掴んで背中を丸ませると、タムルは垂れたバイブを救うように金属のブラジャーを装着させた。
「く…あぁぁぁぁッ!!!」
金属と金属……その微細な振動にバイブは弾け、ブラジャーの中で暴れ回った。カップの内側の仕切りは、バイブを乳首の高さに固定する意味があり、重力に引っ張られる痛みから解放された乳首に、予測不能な刺激を与え続ける。