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昭和柔肌しぐれ
【熟女/人妻 官能小説】

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迷い-1

 「新堂はん、さゆりちゃん気に入りました・・・喪服よう似合いますわ」
「ありがとうございます、ええでしょうあの顔といい身体といいピッタリでしょう」
水田に気に入れられれば、淳子次第で新堂自身も儲かる仕組みになっている、ただ問題は淳子がいわば公衆の前にビデオで公開されるわけである、よほどでない限り了解を取り付けるのは並大抵の事ではなかった。
 翌日、新堂は淳子と水田を事務所で会わせた。
「さゆりちゃん、昨日のお客さんの水田さんや」
紹介されて淳子は昨日の初老の男とすぐわかった。
「水田です、昨日はありがとう久々にいい女性を紹介してもろうたよ、実は今日お話しがあってな、ハッキリ言おうお前さんを女優として売り出したいんじゃが聞いてくれるか」
淳子は予想もしなかった相談に面食らった。
「ワシは水田プロダクションの社長じゃ、アダルトの映画製作をしておる、このビデオはマニア向けでが主でな、あんたをその女優として契約してもらえないかと言うことじゃ」
淳子は驚いた、そんな話は予想もしないこと、まして裸を売るにする女優など・・・。
「まあ驚いても仕方あるまい、すぐ返事を貰おうとは思わないからよく考えてな」
水田はそう言って腰掛に背も垂れた。
新堂は水田に引き合わせたこともあり淳子に言い含めるようにいった。
「さゆりさん、もし引き受けてもらえたら500万は払うとおっしゃる、悪い話じゃない、あんたは器量もええ身体も申し分ない、マニア向けだしそう出回るものでもない心配はないと思うよ」
 ・・・・・・
「何か心配事でもあるのかな」
淳子は500万あれば夫の事業の力になれる、しかし大衆の目に裸を曝すのだ、羞恥心が身体を熱くした。
 「どんな事をするんですか・・・」
「わいはな、お前さんの魅力を引き出す喪服モノを考えておる、未亡人マニアのお客に売りつけるつもりじゃ、あんただったら一枚1万で売れる」
水田はニンマリしながら淳子を見上げた。
 ・・・・・
「どうや、わいの作ったビデオを観て参考にしてや、新堂さん映してんか」
新堂はビデオデッキにビデオを入れた。
「あんさんアダルトビデオ観るのはじめてか・・、新潟の田舎で撮ったモンや」
淳子は一度だけ夫の弘がこっそりと観ていたものを盗み見したことがあるくらいで男達の前で観るのは初めてで恥ずかしかった。
 「夜這い村」とタイトルが入った映像が流れる
「この女優50歳や結構いけてるやろう、この農家は空き家を借りたんや、濡れ場は二回この後家さんに惚れこんだ村の若いモンが夜這いするんや」
 濡れ場シーンは未亡人が入浴している風呂場を木に登って覗き見する男、それと知らずに畑で取れた瓜をペニスに見立ててオナシーンが流れる。
そして後、蚊帳の中で休む農婦の後家を夜這いする、若い男は後家の身体を貪るように舐めまわす、ワシ掴みされた乳房が白い腿が肉付きのいい尻がアップで画面に映される。
長い間、男に抱かれた事のない後家が若い男の欲望の標的に、体位を変えやがて男を騎乗位でいかせる内容である。
 淳子は男優のそそり立つペニスが女優の○○に挿入されて○○汁が流れるシーンを見たときはさすがに気分が悪くなった。
「さゆりはん、こんなもんですわ、どうですか」
「今度あんさんが了解してもろうたら、昨日のようにやればええですよ、それでも二日かかります群馬の空き寺まで行ってロケやりますし、あばら家も近くで見つけましたし」
話はどんどん進んでゆく、淳子は不安を感じながらも夫の事業がこれで持ちこたえることが出来ればと思い悩むのであった。


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