告白......-10
「んんっ....お願い....純....もう....これ以上されると....頭が変になっちゃうよ....」
俺はシーツで口の周りを拭った後で亜梨紗にキスをした。
「いいんだね?」
亜梨紗の耳元で囁くと
「うん......」
亜梨紗は小さく頷いた。亜梨紗の入り口にあてがった時、ゴムを着けてない事に気づいた。
「ちょっと待ってて....」
雰囲気をぶち壊すような事は言いたくなかったが手が届く範囲に用意してなかったので仕方なかった。
「いいよ....着けなくても......」
「えっ?でも....」
「いいからきて......」
本当なら着けるのがマナーだとわかっていたが、亜梨紗にここまで言われるともうどうでもよくなって、そのまま亜梨紗の体を貫いた。
「ああっ!」
「ゴメン....痛かったか?」
「ううん....違うの....気持ちよかったの....」
真っ赤になって答えた亜梨紗が可愛くて何度もキスをした。キスをする度に亜梨紗の蜜壷は俺のモノを締め付けてきた。
「動いてもいいのよ......」
亜梨紗の中に入ったまま動かない俺に不安に思ったのか躊躇いがちに口を開いた。
「少しでも動いたら....すぐに出ちゃいそうで....亜梨紗の中..物凄く気持ちよくて......」
「バカ......」
照れくさそうに笑った後で
「何度でもいいんだよ....アタシなんかでいいんなら....」
「亜梨紗?」
「ゴメン....キライだったね....自分を卑下するような言い方は....でも気にしなくてもいいんだよ....早く終わっちゃっても....それだけアタシ達の相性がいいって事だもんね....」
ここまで言われたらガマンする必要がなかった....俺は何度も膣奥深く打ち込んだ。
「アン..んっ..んっ...んっ..アッ..んんっ....」
時々堪えきれない声が漏れてきた。
「亜梨紗....愛してる......」
呆気なくその時はやってきた....最後に膣奥深く打ち込むと俺のモノは大きく脈打った....永遠に続くかと思われた脈動が終わると、ゆっくりと亜梨紗に覆い被さった。亜梨紗の肌がしっとりと汗ばんで俺の肌に吸い付いてきた。
「純の....大きいままだよ......」
「亜梨紗の中が気持ちよくて....小さくならないよ......」
「バカ......」
「なぁ....上になってくれ......」
「うん......」
亜梨紗の中に入れたまま体を入れ替えた。
「この後....どうすればいいのかな......アタシなれてなくて......」
「何もしなくてもいいよ......こうしててくれれば......」
俺は亜梨紗を体の上に乗せたまま抱きしめた。亜梨紗の体の重みさえ心地よかった。
「重くない?」
「全然....むしろ心地いいよ......」
「本当?よかった....」
亜梨紗は微笑んで俺にキスしてきた。
「なぁ....本当に大丈夫なのか....俺....中で......」
「ん....大丈夫だよ....アタシね....生理が重いんだ....始まると二三日はあたりまえでひどい時はもっと何も出来なくなるんだ....だから薬を処方してもらってるんだ....」
「薬?」
「......ピルだよ......だから....心配しなくてもいいよ......」
「そうか......でも....亜梨紗との子供だったら欲しい気もするけど......」
「本当に?」
「ああ......」
「じゃぁ....薬を飲むのを止めようかな......赤ちゃんが出来ると十ヶ月は来ないから......」
「えっ!?」
「ああっ!今、イヤそうな顔した!」
「し..してないよ!するわけないだろ!」
「それはどうかな?」
「亜梨紗!俺は本当に!」
「わかってる....純の気持ちを......でも不安になるんだ....アタシだけが好きで....純は......」
「亜梨紗......」
「ゴメン....そんな顔しないで....今が幸せすぎて将来が不安になっただけだから....」
俺は亜梨紗を下から抱きしめた。何もしていないのに亜梨紗の中のモノは硬度を保ったままで、何故か体が熱くて冬だというのに寒くなかった。