和風美人-1
早々と水田が上京したのは、新作ビデオの構想と女性モデルが淳子とピッタリ合ったのである。
ここ数年ビデオの販売は低調でこの業界でも苦戦をしいられていた。
水田は九州の田舎で育った、中学生の時もらい湯に来た主婦の入浴を覗き見をし、そのあまりにも見事な裸体に衝撃を受けたことがあった。
そして卒業後大阪で勤めた印刷会社の先輩に誘われた一本ポルノ映画を見たことが今の仕事を始めるきっかけとなった。
その映画は山本信也監督の「未亡人下宿シリーズ」で橘雪子主演である。 30歳で仕事をやめポルノビデを製作会社から後独立をして現在にいたっている。
水田は新幹線に乗り込むと新堂に電話をいれた。
「新堂さん、あの女性を今日一日お借りするよ、予約は入れないように頼む」
新堂は淳子に早々電話した。
「三田さん今日は特別のお客様のご指名で午後から3時間取らせて貰うよ、いいですか」
ハイと返事はしたが特別のお客様とはどういう人だろうと思った。
午後いつものホテルに着いた、店員の指示で8号室で水田を待つこととなった。
「水田さんご苦労様です」
事務所で水田を迎える新堂は数枚の淳子の写真を見せて歓迎した。
「ほーう、顔立ちもいいじゃないか・・・どこで見つけたのかい」
水田は椅子に掛けながら写真を見ながら満足そうに言った。
「これから車で10分ほどでホテルに案内します、まあ一度ゆっくり抱いてやってください」
水田は用意された車に乗ると淳子の待つホテルに向かった。
「さゆりさん、お客様が向かいますよろしく」
店員からいつものコールがあった。
淳子はいつもの襦袢姿で玄関で待機した。
ピポン
「どうぞお待ちしていました」淳子は正座してお辞儀した。
「姉さん綺麗だな今日は借りきりで大阪から飛んできたよ」
「えっ、大阪からわざわざお越しくださったんですか」
淳子は驚いたように水田を迎えた。
「ネットで見たんだよ、あまりにもお前さんのおいどんが大きいので・・・・」
そう言って腰巻の上から尻を撫でた。
「ごめんなさい、こんなにお尻に脂肪が付いてしまって」
「いいんだよ、わいはこんな尻が堪らなく好きなんじゃよ」
水田は笑いながらネクタイを緩めた。
「お歳は・・・」「もう還暦過ぎのじいさまだハハハ」
淳子は水田の服を脱がせながら歳の割りに筋肉や骨格がしっかりしていると思った。
水田は下着を獲った
「まあっ凄い・・」淳子は想像以上のペニスの大きさに驚いた。
「失礼します」
淳子は半襦袢を脱ぐと腰巻を獲りにかかった、それを水田はジーと見つめている事に気付いた。
「旦那さん恥ずかしいわ、そんなに見つめないでください」
「いや失礼、お前さんのグラマーな身体に見とれたんだよ」
淳子は内心うれしかった、それは水田の屈託のない話しぶりでわかった。
「シャワーしましょう」
水田を案内しながらシャワー室に入った。
湯加減を調整しソープを手に受け水田の身体に触れた、すると水田の手がそーと腰に廻り尻の周りを撫で始めた。
「いいおいどんじゃ・・・」
淳子の泡だった手が水田の股間に触れると瞬く間に勃起したペニスがそそり立った。
「お元気ですこと」
淳子は恥ずかしそうにペニスを掴んで優しく口に運んだ。
「おお・・・もうサービスかい」
水田は満足そうにフェラを受け入れた。
バスルームを出ると先に水田は布団に座り淳子を待った。
暫らくすると髪を丸めた淳子はバスタオルを腰に巻いて出てきた。
「さゆりさんといつたな、すまないがもう一度喪服姿になってんか、今日はわしが借り切ったさかい」
水田は財布を取り出して10万差し出した。
「そんなに頂いていいんですか・・・」
淳子の戸惑った様子をみて水田は言った。
「かまわんとっといて、そやからわいの言うこときいてんか」
「ありがとうございます」
淳子は腰巻をつけ襦袢を着ると喪服を羽織って帯で締めた。
「そうや、さあ仏壇前に座てんか」
水田は淳子の背後から囁いた。
「未亡人のオナニーが見たいんじゃ・・・・」
「・・・・・・」
「色っぽいぞ」
淳子は目を閉じた、そして手が喪服の襟元から乳房に忍んだ、誰を思ってかうっとりとした目で自慰に陶酔していく、水田は喪服の紐を解くように囁いた。
襦袢越に豊満な乳房と指の動きが手にとるように伺える。
次第に襦袢が乱れ乳房が顔を出す。
「ええぞ・・・そうだ」
淳子は静かに腰巻の縁から下腹部の茂みに手を延ばすのであった。
「ぁぁ・・・」
水田はその表情を眺めながらこのモデルなら500積んでもいいと思った。
構想のタイトルも「昭和柔肌しぐれ」と決めた。