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昭和柔肌しぐれ
【熟女/人妻 官能小説】

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スカウト-1

 カメラのシャッターが切られた、新堂は若い男に喪服の裾をたくし上げて白い腿を見せるように指示した。
「いいなぁ・・・凄くエロぽいよ」
淳子は何かモデルのような扱いに今までに無い気分を味わった。
「三田さんこんなふうに出来ました、無論顔にはボカシが入りますから」そう言って出来上がった写真を見せた。
これがネットに流れるのかと思うと不安とスリルが交差して胸が締め付けられた。
「数日にはネットに流れます一度見てください。」
新堂は淳子のスリーサイズと携帯の番号を聞き、指定のホテルの一覧と地図を渡すのだった、そして店での名は「さゆり」と言うことを加えた。

 「モシモシ、水田さんですか私、新堂です」
「ああ・・・お久しぶりです、いい女いますか・・」
「ハイ、歳は40代ですがなかなかいい女です、小顔で色が白くケツが大きくて水田さんタイプですよ、一度逢いますか」
新堂はニヤリ笑みを浮かべ大阪のビデオプロの水田を誘った。
水田は裏ビデオを製作して通販で販売、特にマニアックな客を対象に喪服モノを主に製作をしていた。
「そうだな一度そちらに行こうか、暫くいろんな男を抱かしてやってくれ、経験がいいビデオが出来る」
水田はそう言って受話器を下ろした。

 数日後、新堂よりネット掲載の連絡が入り明日から指名入り次第連絡するとの事であった。
 淳子は夫の弘の寝ている深夜に高まる鼓動を感じながらサイトを開いた、真っ赤な画面に黒と白の斬新なタッチ 在籍未亡人 をクイックすると新人未亡人 さゆり 40歳
 未亡人暦2年 スリーサイズが表示 淳子の太股を露にした喪服姿があった・・・・
淳子は固唾を呑んだ。
我ながら凄く色っぽく見える事に驚いた。
 さらに事務所が勝手に掲載したのかコメントが表示されている。
夜の寂しさを癒してください・・・。
お店から(色白、和風美人、グラマラス注目の新人)
 淳子は暫らく画面を見つめていた、そして下半身が次第に濡れていくのを感じていた。


 翌朝10時頃に携帯に連絡が入った
「今いいですか、すでに3件予約が入りましたがご都合は・・」
淳子は予測していたものの緊張した面持ちで了解した。
夫の弘は最近、休日は疲れているせいか焼酎を飲んでは寝ている、淳子は高校仲間の経営している店にバイトだと偽って休日は午後から家を空ける旨を伝えてある。
 鏡台の前で簡単な化粧で整えると夫を尻目に階段を降りて行った。

 電車で二つ目の駅を降りて指定のホテルに着くと店が占有している階に上がった。
すると若い男が控え室に淳子を案内した。
 「さゆりさん、時間が来ましたら5号室でお客様を迎えてください」
そう言って部屋の鍵を手渡した。
淳子は階を一階下りて一番奥の5号室に入った、和風作りに装飾された部屋には障子の衝立と小さな仏壇、そして香の香りが漂っていた。
 隅の傍らに真っ白な襦袢と帯、喪服に見立てた着物が掛けてあり客の心理を巧みに引き出す工夫が演出されている。
淳子は部屋とバスを確認してから着替えにかかった、下着をすべてとり腰巻と襦袢を着こんで鏡台の前に立った、別人の様な喪服姿はまるで今までの人格を失うようであった。
 暫らくすると内線の電話が鳴った。
「お客様が行きますよろしく」
いよいよである、淳子は部屋の前で正座して待った。
 ピポン
すると中年の大柄な男が入ってきた。
「お待ちしていました、さゆりですよろしくお願いします」
淳子はセオリーに従って丁重に客を迎えた。
「えらく美人だな、俺好みだ・・・さゆりと言うんだな」
「ハイ・・」
淳子は後ろに廻って男の上着を取って掛けた。
すると男はいきなり腕を掴むと抱き寄せ襦袢の襟元から手を差し入れた。
「ええ乳しとる」
淳子はいきなり懐に入った手に言葉が出ず男のなすがままに乳房を玩ばれた。
「どうだ・・見ろ鏡をお前の姿を・・・男が欲しいだろう」
鏡に写った悶える淳子の姿に興奮したのか男は敷き布団に淳子を抱きながら倒れこんだ。
「ダメです・・・ぁぁ」
男は身体を流す前に淳子を攻め立てた。
悶える姿はさらに男を刺激した、腰紐を素早く解き腰巻を剥ぎ取った。
腰巻を獲ると真っ白な巨尻が男の目にさらけ出された。
「すげえ尻だぜ、しっかり拝ませてもらうぜ」
男のいやらしい視線は腿から尻周りを舐めるように見つめた。
 すると手で腿を強引に割って頭を潜らせ舌を這わせた。 
淳子は今までにない乱暴な愛撫にまるで自分が強姦にあったような錯覚を覚えた、しかし肉体は次第にほぐれ下腹部の奥が濡れ始めていた。
「旦那さん・・・・ぁぁ、いけない」
「いけないか ヘへ・・・早くこれが欲しいんだろう」
男は寝たままでベルトを外しパンツに突き出た肉棒を淳子の手に握らせた、そして淳子を促した。
「さあ咥えろ」
長い間、夫のモノなど咥え込んだことも無い淳子は久々に男のパンツから肉棒を取り出すが戸惑っていた。
「咥えろ」
淳子は口を開けて静かに咥え込んだ。
「うう・・・さゆり」
淳子の舌が亀頭に絡みつくと男の顔がにわかに歪み始めた。
「おおっ・・・いいぞ」
店からの指示されたセオリーは初めての淳子には到底無理なことであった。
互いの貪り合いは瞬く間に時は過ぎ10分前の合図の音でハッとするのであった。
「旦那さん、そろそろ準備を」
そう言って淳子は男から離れバスルームに誘うのであった。
「もう時間か・・・ありがとう」
満足した様子で男はバスルームのシャワーを浴びるのであった。
帰り際、男は財布から3万円取り出した。
「お礼だよ」
「ありがとうございました、またお越しください」
淳子は丁寧にお辞儀すると玄関まで送り出した。

丁度その頃、大阪の水田はサイトの淳子を見ていた。
「いい女だ、一度東京に出かけるか」そう呟くと新堂に連絡を入れた。






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