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わたし、は、てんし
【痴漢/痴女 官能小説】

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Eわたし、は、てんし-1

サラさんのいるボランティア事務所に遊びに来ました。

さて、いくら勘の鈍い私でも気が付いてきました。どうやら、このボランティアグループ、某新興宗教が作った組織みたいです。それで、その辺りのことサラさんに聞いてみたら、サラさんもあっさり認めちゃいました。

サラさんも元々この新興宗教の信徒だそうです。

それで、サラさん、困ってる人を助けたい、困ってる人を助けることが私の使命なんだ!ってことで、この宗教団体が主催するボランティアグループに参加したそうです。

最初は困ってる人を助けるなんてすごく立派な理由があったわけなんです。

ただ、サラさんには汚いアジア系の男性にムチャクチャに首を絞められながら犯されたいって性癖があったんです。それで、ボランティアをしつつ、自分の性癖を満たしてくれる男性を探すようになり、行き着いた先が日本だったそうです。

サラさんはすごく愛に溢れたド変態なわけですが、私が単にエッチなことがしたくて日本に来たんでしょ?って聞くと、そこは頑なに否定します(笑)

あくまで、困ってる人を助けに日本にきたというんですね、サラさんは。

私も天使な気分で股間をパンパンにしてる哀れな男性をスッキリさせてあげたいなんて優しい気持ちになったこともあったし、サラさんの気持ち、わからなくもないですけど(笑)

私に言わせれば、サラさんはドMな肉食獣ですね。ボランティアと称しては自分好みの男性見つけては自分の首を絞めさせるんですから(笑)

ただ、もうちょっと素直になったらいいのにとは思います。困ってる人を助けるなんて言いつつ、結局、自分の願望を果たしてるだけだしね。

要はサラさんは嘘つきなのかなって思います。嘘つきとはいっても、人に嘘をつくタイプじゃなくて、自分に嘘をつくタイプ。

サラさんたまに、こんな性癖を持ってる自分を愛してくれる男の人なんていないよ…なんて、ちょっと拗ねたようなこと言うんですね。やっぱ、そういう性癖をもってる自分を認めたくないんです、サラさんって。人から愛される性癖じゃないってことで。

だから、一番困っている人はサラさんじゃないかな?って思います。変な性癖を持ってるってだけで、自分に素直になれないんだから。

好きな女の子の首を絞めたがる男の人なんて滅多にいないし、だから、サラさんはなかなか恋人できないみたい…。可哀想だよね。

だから、サラさんに早く彼氏ができたらいいなって思います。愛で首を絞めてくれる素敵な彼氏がね(笑)


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