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オタクの俺が恋をした美少女生徒会長は組長だった!?
【学園物 恋愛小説】

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幼馴染み転校生の野望-2

2学期初日の朝

俺は玲奈と由利の3人で登校をする。
家を出た瞬間から近隣や通学する学生、さらには幼稚園児にまでに見られて恥ずかしい。

「おや、匠くん。朝から両手に華ねぇ羨ましいわ」

「うお!匠!夏休みの間に美少女ゲームに飽きたらず彼女を二人も作ったのか?」

「んんっ、ママァ。たくみがぁ女とデートしてるぅ」

すると目の前に厳つい男があらわれた。
竜宮組の組員だ
『坊主!お嬢が同棲しているにも関わらず白昼堂々と二股たぁいい度胸やのう!一発殴らせろやぁ!』

ひぃぃぃぃ殺されるぅ!
俺は危機を向かえると目の前に玲奈が立ちはだかる

「いいんだよ。これはあたしと彼女の勝負だよ。口出しは無用!さっさと帰りなっ さもないと母さんに・・・」

「だぁぁぁぁぁ!お嬢それだけは勘弁してくだせぇ」

「母さんも了承しているんだ。あたしの好きにやらせてくれ」

「お嬢・・・」
玲奈の真っ直ぐな瞳に厳つい男が胸をうたれる

「おい、坊主!冗談はよして本気で男としてのケジメはきっちりとつけろや!さもなければお嬢の頼みでもその時の返答次第によっちゃ竜宮組はおまえに容赦はしねぇ!」


厳つい男がいつなく真剣な表情でいう。
それだけ玲奈のことを竜宮組が真剣だという熱意が伝わった。
「わかりました。」

その言葉を聞いて厳つい男が帰ってゆく。

そして俺達は学園に着いて玲奈と俺は自分のクラスへと向かう。

ホームルームが始まり先生がやってきた。

「おはようございます。皆さん。」

『おはようございます。』

2学期に入って桜学園の高等部女子は一人の男子に注目していた。その男子は空野 匠。

なんせ夏休みに女子を助けた噂に花火大会の噂が広まって話題が持ちきりだった。
そしてこのあと噂を確定させる事態になる。

「次に今日からこのクラスに転校生が来ました。入ってきて」


教室に入ってきたのは驚愕の巨乳に紺色の髪の美少女
「はじめまして!関西からきた暁由利や。よろしゅうな」

由利が一礼すると巨乳が上下に揺れるのをみて男子が叫ぶ
『うおぉぉぉぉぉぉ!巨乳キターーー!』

だが次の瞬間に俺はクラス男子の敵になる

「ちなみにうちは匠のお嫁はんや!」

『おいっ!匠!お前ばかりズルいぞ!』

『きやぁぁぁぁ!おたっくんの彼女に恋のライバルがきたわぁ』

クラスが沸き上がりホームルームに収拾がつかなくなった。




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