幼馴染と-4
「ひなちゃん、今日の体育どうするの?」
「ああうん、そうなんだよね……」
今日は体育がある。未だにブルマなんてのを採用しているわが校、あんなのだけになったら男性器の形がくっきり浮き出てしまう。ジャージを穿いても動き回りながら誤魔化せるとは思わないけど。
「下手なことしないで休むことにする。サボりと思われた方がマシだもん」
「それが正解だと思う……それでさ、ひなちゃん」
このみが耳元にそっと口を寄せてきた。髪がこそばゆくて思わずムラっとくる。
「小さくしないの、あれ」
このみの口からそんなセリフが出るなんて思わなくて、ちょっとぞくぞくした。
「よく見てるとスカートの上からでもわかっちゃう……出したら小さくなるんだよね?」
「多分そうなんだろうけど……」
というかよく見てたらばれるんだ。というかこのみはよく見てるんだ。
「正直家とかじゃできないし……」
「だよね……でも私にできることがあったらなんでも言ってね」
このみにできること……と言われてスケベなことを考えるくらい、私の頭はどうにかなっていた。女の子からそんなこと言われて真面目なこと考える人いないよね。
「ひなちゃん、えっちなこと考えてない……?」
「えっ」
完全に見透かされていた。ずるいよこのみ、自分からそんなこと言ったくせに。
「私いいよ、えっちなこと手伝っても……」
「……このみ?」
「ひなちゃんの秘密がばれちゃうよりはずっといい……」
待ってよこのみ。そんなこと言われたら私どうにかなっちゃう。こんなかわいい子に、エッチなことのお手伝いしてもらえるとか言われたら……。
「じゃあ……昨日のとこ行こ……」
「うん……」
私何言ってるんだろ。そしてこのみもなんで頷くの。
学校に着くと、教室には向かわずに昨日私が痴態を晒した場所に向かった。
来てみたはいいものの、お互い見つめ合って立ったら何を言っていいのかわからなくなってしまった。いや、私が誘ったんだから私が切り出さないと。
「このみ……パンツ、見せて……」
「ぱんつ……ん、わかった……それでいいなら、いいよ……」
女の子にエッチな要求をして、それがあっさり通る。男の子だったら夢に見るようなシチュエーションなんだと思う。それが男なのか女なのかよくわからない私が実現させている。なんて滑稽なんだろう。
このみがおずおずとスカートをめくる。薄い水色で軽くレースがあしらわれた下着だ。このみにぴったりだと思った。
「ひなちゃんも早くめくって……私だけ恥ずかしい……」
「わかった……」
スカートをめくると、恥ずかしいくらい男性器が勃起していた。
このみが頬を赤く染めながらそれを見ている。元から円い目をさらに真ん丸にして、私の男性器を観察しているんだ。このみにもこういうのに興味があるんだ……。
「じゃあ、するからね」
このみが頷いた。私はショーツを下ろし、男根を握った。
まずは慣らすように優しくしごく。視線はこのみのショーツに固定したまま、手の動きを大きく、そして速くしていく。摩擦の音が立つようになってきて、恥ずかしさが増す。自慰ってなんて情けないんだろう。
「あっ、んっ、あっ……」
かわいいパンツ。むちっとした太もも。内股気味の脚。このみって本当に女の子らしい。それにブラウスを突き上げる大きな胸も羨ましい。
「ブラも見せて……」
「えっ、ブラも……わかった……」
ブラウスのボタンが外されていく。このみは3つ外したところで少し手ではだけさせて、またスカートをめくった。全部ボタンを外すのははばかられるんだろうか。大した違いはないのに。
お揃いのブラと、それが作る深い谷間。触ったらとっても柔らかそう。
「このみ……私、触りたい……」
「……いいよ……触って……」
オナニーしている私と違って立っているだけなのに、このみも息を荒くしている。雰囲気に流されているんだろうか。乳房に触れると、どきどきしているのが手に取るようにわかった。
このみの胸はとっても柔らかかった。ぺったんこの私のとは全然違う。ふわふわでむちむちで、男が胸で恋人を決めてしまうのもしょうがないよ。
「あっ、ひなちゃんっ……」
「このみ……このみ……」
私は必死で男根をこすりながらこのみの乳房を揉んだ。でももうそんなのじゃ足りなくなってきた。私の欲望をこのみぶつけたい。このみをめちゃくちゃにしたい。可憐なこのみが汚されてしまう姿を見たい。
「ごめんこのみ、私もう……!」
「ひなちゃ――」
私は強引にこのみの唇を奪った。舌を絡ませ、細い腰をぎゅっと抱きしめた。
その場にこのみを押し倒し、ブラをずり上げてはだけたブラウスの間に顔を埋めた。
このみの巨乳を舐め回し、揉みしだく。
「ひなちゃん、ひなちゃん……!」
「ごめんこのみ、ごめん、ごめん……!」
このみの足首を掴んで脚を開かせる。ショーツを脱がせるのももどかしくて、クロッチをずらし、そのまま強引にこのみに挿入した。
「ああっ、このみ……!」
「ううっ……待ってひなちゃん、待って……!」
「だめ、私、出ちゃう、ごめんね、このみ、出ちゃう、あんっ、あんっ、出ちゃう、出ちゃうよ! あっ、あっ、ああっ!」
このみの中にぎゅっと締め付けられると、あっさりと果ててしまった。どくどく、というよりびゅるるるっと精液をこのみの中に注ぎ込んでしまう。
「ひなちゃん、出てる、出てるよ!」
「ごめんねこのみ、だめなのに、こんなのだめなのに!」
「だめ、ひなちゃん、動かないで……!」
私はこのみの中で果てながらも腰を動かし続けた。昨日の射精では満足できたのに、今はむしろさらにほしくなってしまった。快楽がほしい。このみがほしい。
「あんっ、あっ、怖いよこのみ、ああっ、止まんない、よぉ……!」
「ああんっ、あっあっ、あっ、ひなちゃん、怖い、怖いよぉ……!」